◇修羅場◇part71
私はある神社で巫女をしています。
巫女の仕事の一つとして神前式を手伝ったりします。
数年前、式で新郎様が三々九度の時や新婦様のお手伝いをしていた時にやたら私をジロジロ見てくるので『そんなに珍しいのかな?』と思いながら式を終えました。
そして私を見て新婦様が「あんたがぁ~!!あんたがぁ~!!」と叫びながら近づいて来られたのですが親族の方が止めて下さいました。
すると新郎が「○○(新婦)!本当にごめん!!僕はあの人と結婚するんだ!!」と私を指差しながら言いました。
新郎はもちろんその日初めて会いました。
そして形式の会話はしましたがそれ以外一言も話していません。
なぜ私と結婚する事になるのかさっぱりです。
神主が来て新婦様を新婦様控室に帰すように私に言い、神主と新郎を残し控室を後にしました。
その後落ち着いた新婦様には「ごめんなさい、あなたのせいじゃないって解ってたのに…」と謝られ親族の方にも謝られました。
その後新婦様方は先に帰られ、神主に呼ばれました。
神主が言うには「新郎は巫女が好き(?)で今日正しく理想の巫女に出会えたからこの人は運命の人に違いないと思ってしまったらしい。」と。
そして、今このまま新郎と会うと私も危なくなるかもしれないので帰るように言われ帰りました。
後日神主から話を聞いたらあのあと、神主と新郎親族の説得により目が醒めたが新婦からもう一緒にいれないという事を言われ離婚なさったらしいです。
一応細かくフェイクを入れているのでつじつまが合わなくても気にしないでください。
長文失礼しました。
支援ありがとうございます。
>>453
かわいらしい花嫁様でした。私は新婦様より目立たない為(という名目のめんどくささ)にアイラインひいただけのほぼスッピンでした。
>>454
顔を含む全身をジロジロ見られてました。
最初は物珍しいのかなって思ったのですがだんだん『顔になんかついてるのかな?もしかして衿の合わせ逆だったかな?』と思えるぐらい見られました。
しかもそれを口に出しちゃうって…
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