舅｢嫁子さんは勉強できないもんね～ちょっと頭の足りない子が生まれたら困るな」

義実家は長男教で大学出た旦那を崇め奉るのが当然と思ってる時代錯誤な家。(旦那なそれを恥じている)

結婚したてのころ私は高校時代ある教科が苦手で30点ギリギリ、センターもボロボロだったと話して笑いにしていた。 

それをず～とネタにpgrしてくるウト。自分から自虐で笑いにしたとは言え、旦那が当時気にしてた学歴の話を剃らすために言ってたことだし、5年も言われたらイライラする。 

旦那のいないとこで嫌味を言うから、なかなか間に入ってもらえなかった。 

舅｢嫁子さんは勉強できないもんね～○○教科毎回赤点だったんだもんな。ちょっと頭の足りない子が生まれたら困るな。嫁子さん方の血が困ったもんだな～｣ 

子どもにまで言われてブチッときてしまった。 

｢ああ、義父さんはご存じないのかな?私たちの大学って、私の学部と旦那くんの学部って偏差値10違うんですよね。旦那くんの学部ってうちの大学で偏差値最低なんですよ。同じ大学って言っても、学部の前身になった旧制の学校は雲泥の差があるし、教授のランクも全然違うんですよね。

あれ!?ご存じない？それに私のいた高校での30点って、平均点でしたよ。T大k大級がクラスにいましたから、私みたいな並はそんなものでも評定４以下はとったことないです。

あと、うちの家系の血筋ですが、弟Aは旧帝大、弟Bは某大学校の難関学部なんですよね。そりゃあT大の法学部になんか行けるレベルではないですが、ニートか弱小コネ入社の義弟くんたちに比べたら、全く恥じることはないと思います～！

一気に言ってやったら、ウト下向いて泣いてたww(ちょっと言われたらすぐ泣くｸｽﾞ) 

旦那に言ったら、ウトにブチキレてしばらく絶縁になった。ちなみに旦那も社会に飲まれて学歴コンプなんかなくなっている。 

一応断っておくと、大学も学部も私は気にしてない。色いろ言ってしまったが、学歴なんか社会に出ちゃえばコミュニケーション能力がなければ泡沫のようなものだと思ってます。 

不快な文言だと思いますがご容赦ください。

伯父「○○君も大学生か！小さい頃よくだっこしてやったんだぞ！がっはっはー」 
俺　「覚えていますよ」 
伯父「どこの大学に行っているんだ？」 
俺　「東工大、あっ、東京工業大学です」 
伯父「そうか、工業大か！高校時代遊びすぎたんだろ！でも浪人しなくてよかったな！」 
　　「お前と同じ年の息子の××覚えているだろ！深志から信大工学部だぞ！（勝利者宣言）」 
親父「無言……（瞳が潤んでいた）」 
伯父「おい、信大生こっちこい（息子の××を呼ぶ）」 
　　「○○も大学生だ。○○と昔よく遊んだだろ！」 

向こうでも大学の話をしていたらしい××が鼻高々でやってきた。 

××　「（馴れ馴れしく）○○、久しぶりー、元気？」 
　　「あっ、叔父さん、こんにちは、俺、今年から大学生になりました。」 
親父「そうか、大きくなったな」 
××　「信大に行っているんですよー（勝利者宣言）○○君はどこに行ったの？」 
俺　「東工大w」 

ニヤついている伯父を尻目に、一瞬にして××の顔色が変わった。 
伯父「○○に勉強教えてやれよw」 
××　「（しばし、絶句）……みっともないからやめてくれよ親父」 
伯父「？」 
動揺しまくりの××は伯父を速攻連れだした。 
以後、伯父親子は、俺達のいるテーブルに加わらなかった。 

久しぶりに無口な親父の晴れ晴れとした顔をみた。 
帰り際、充血した目をした伯父と目があった。