インフルエンザになった私に、彼氏「妊娠しないってことだよな、こんなチャンスないよ」

大学入学したての頃にＡ男と付き合った。
付き合うといっても、教室異動で一緒に行動したり、学食で一緒になったり。
バイト頑張ってねとメールしたりと他愛もないお付き合いだった。
半年経ったころ、そろそろH？という雰囲気になった。

するとＡ男は 
「うわ～、そんなん言われたら萎える」 
と言ってきた。 

たしかに萎えるかもしれないけど、大事な問題だし命の問題。 
避妊を真面目に考えてくれないんだったら、Ｈはしないと言った。 

すると 
「分かったちゃんと真面目に考える」 
と言ってくれた。

メールでＡ男に言うと、 
「じゃ今からでもＯＫだよな。お前寝てるだけでマグロでいいから」 
とか返事が来た。 

あり得ないと返事すると 
「病気ってことは健康じゃないってことだよ。
だから妊娠しないってことだし、生でいけるじゃん。
こんなチャンスないよ」 
とおかしな返事が来た。 

熱で体中痛いし気分も悪いし、
それ以降は意識朦朧として 
「嫌」 
と一回メールしただけで放置になった。 

どのくらい寝たのか分からないけど、
インフルエンザになったことを知らせたら母と妹が 
車で２時間かけて見に来てくれた。 
うつるとマズイので妹は外の車で待機。 
ここからは妹からの伝え聞き。 

Ａ男は私の部屋へ午後やってきた。 
チャイムの音を切ってたので音が鳴らなくて誰も出て来ない。 
メールを何通も送って私を呼びだそうとするも　
私は寝込んでるので出ない。 

インフルエンザで寝てるはずなのに出ない→居留守だ！ 
と怒ったＡ男は扉をガンガン殴ったり蹴ったりしだす。

びっくりした母は扉を開けるのも恐ろしく、慌てて妹に電話。 
絶対車から出ないように指示。 
妹は何事かと思ってこっそり覗いてたけど
慌てて車の中に入り１１０番。 
A男は連れて行かれました。 

インフルエンザが治った後、別れを告げました。 
すると 
「じゃあ最後の記念に一回だけ」 
と言われ気持ち悪くて拒否。 

「なんで？約束だったろ？破んなよ！」 
と怒鳴られました。 

それでも拒否して、できるだけ一人に
ならないように友人についててもらったり。 
心配した母がしばらくこっちにとどまってくれたり、 
父の休みの日には父が来てくれたりして、引っ越しもした。 

肝心の修羅場の時は、
私自身インフルエンザと修羅場だったんで
あまり修羅場っぽないけど、後で聞いてぞっとした。 

その後　特に付きまとわれることもなかったんだけど、 
卒業の時に 
「後生大事に一家で処女守ってお前腐るぞ」 
と暴言吐かれた。 

付き合ってた半年ほどはずっと穏やかな人だったのに、 
ああいうのがＤＶスイッチ入った状態というのかなと思いました。

まだ大学生なら童貞だってゴロゴロいるだろうに、 
既に童貞をこじらせていたんだね、その元彼は