嫁とは大学時代のバイト先で出会いました。
うちの親は、何もしない、搾取するだけなのに恩着せがましいタイプの毒。金は出さない手も出さない、思い出したように口出してきて「あんたのためを思って」とやる親です。
主に母が毒で、父は弱毒および空気。
俺は言われたことはキチっとやるが気が利かない。
慣れた人以外にはオドオドコミュ障。
でもバイトのマニュアル台詞はハキハキしゃべれる、
そんなバイトでした。
そのバイト先は不真面目な学生が多く、自分はマジメで休まないというだけでも好印象だったみたいで嫁たちに時々飲みに誘われるようになり、徐々に親しくなりました。
酔った勢いで嫁に毒親のことを話し、同情からか付き合うようになりました。
付きあってる頃の嫁の口癖は「何があっても俺くんを見捨てないから」でした。
その後俺が就職浪人しかけて情緒不安定になった時も嫁は支えてくれ結婚話が持ち上がりました。
そうなるとさすがに俺親にも言わないわけにいかないので報告し、両家の顔合わせとなりました。
うちの毒親はあいかわらず「金は出さない。協力もしない。興味ない」のスタンス。
そのくせ気が向いた時だけ電話で「~しろ、~しろ」と思い付きで指図してきました。
しかも俺にだけでなく、嫁親にまで直接電話して命令していました。
あとで知って血の気がひきました。
それでも完全な破談にならなかったのは本当奇跡でした。
嫁にいちいちつっかかって「育ちが悪くてごめんな」とか「内心ではもうイヤなんだろ?」とかひどいことを言って嫁を試すようになっていました。
嫁にその都度「そんなことないよ」と言ってほしくてやってたんだと今ならわかるが当時は自分でも理由がわからずイライラしっぱなしでした。
嫁の「何があっても俺くんを見捨てないから」という言葉を信じて甘えていました。
そして嫁にモラハラ。モラハラのやりかたは親を見て知ってたのでそれを無意識に踏襲してました。
その後嫁に「今のままじゃ本当に私たち駄目になるよ」と言われ「何があっても見捨てないんじゃなかったのかよ!」と俺は泣いて暴れました。
「嘘ついた、慰謝料払え!」と言うと嫁は「わかった、払ってもいい」「金なんかいらん、一生かけて償え!」と俺が投げた目覚まし時計が当たり、嫁は頭から流血
血を見てさすがに目が覚め、嫁を病院へ連れて行って縫ってもらいました。
なぜか医者に俺がやったとばれて、DVどうこうの指導を別室で受けました。
毒親の子供同士の集団セラピー等を受け、人並みと言わないまでもなんとか無害な男に戻りさらに四年かけて嫁と復縁し、結婚しました。
みんながみんなでないと思いますが、俺みたいな男に「何があっても見捨てない」という言葉をかけるのは危険だと思います。額面通り受け取ってしまうから。
女性は男に「何かあったら嫌いになっちゃうわよ、安心しきっちゃ駄目よ」とちらつかせておく方がいいと思います。
もちろん「何があっても見捨てない」という女性はいい人だしいい言葉なんだけど、俺みたいに勘違いして調子にのってしまう男もいるので、相手をみて言うのをおすすめします。
俺は嫁に出会えてラッキーでしたが、これもいろんな幸運が重なった上でのたまたまのラッキーだと思っています。
現在、うちの毒親とは疎遠です。
嫁親とは別居ですが、半マスオさん状態でやっています。
キッカケがあれば旦那を切るかもと思う。
おそらく以前の心とは同じじゃないよ、もう。
煽りじゃなくて。積み重ねだからね。
今までにあった最大の修羅場を語るスレ3
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1413653252/
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