一:映画を観に行った帰りにミスドで休んでいると、
生活が苦しいから水商売を始めると言い出した。
「あなたにはわたしの辛さなんてわかんないのよ!」
彼女は店の反対側の壁まで届く大きさの声で話した。
他の客の視線を気にしないフリをする必要があった。
「まぁ、アタシの顔と話術があればお水の仕事なんて雑作も無い事よね…」
鼻毛を切ってから言って欲しかった。
しかし彼女も思う所があるだろうと、ぼくも自分なりに動こうと思った。
母親によると叔母が以前水商売で稼いでいた時期があるという。水商売がどんなものか訊いてみようと数日後叔母にアポを取り、彼女に予定を聞いた。
「…は?やめたわよ。お水なんて割に遭わないわよ」
二:駅でわかれた後、道中で電話をかけた。
「さみしぃよぉ…XXくん、どこぉ?どこにいるのぉ…?」
(中ry)「もう落ち着いたかな。一人で帰れる?」
「うん、アタシ大丈夫…頑張れアタシ♪…頑張れ♪…頑張れ♪…」
三:「(前の彼氏)くんと行為しちゃった」
「どうしてそんなことをしたの?」
「…さみしかったの……」
浮気は常習犯だった。
「アタシはね、(前の彼氏)くんとXXくんと両方と付き合いたいの。三人で川の字になって寝るのが理想なの。でもXXくんが嫌って言うから今はXXくんと付き合ってるの。アタシはただ幸せに生きたいだけなの。XXくんは難しい本をたくさん読むけど、アタシの辛い人生に比べたらそんなもの殆ど意味がないのよ。XXくんって本だけの知識を鼻にかけて、たまにすごく冷たいなって感じる時があるから… だからさみしくなって(前の彼氏)くんを呼ぶの」
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本気で思っているのことなのか、それともただ構って欲しいのか不明なうえに理不尽で、いちいち鼻につく芝居がかった陶酔的な言動に苦虫を噛み潰すような違和感を感じ続けた。
それでも、それなりに気の利く所もあったので
やり過ごしていたが、その度に気持ちは冷めていった。
結局、彼女の浮気が原因の喧嘩で、何故かこっちがふられて別れた。
追わせて愛情を確認したかったんだと思う。
しかしそんなものはもう残っていなかったので放っておいた。
五ヶ月経ってから電話があった。
当たり障りなく会話していると、やはりやりなおしたいと言ってきた。
いや、やり直したいというのは正確ではない。
「アタシが突き放していた間にXXくんが成長してかっこよくなったから」
彼女にもどってあげても良い、と彼女は言った。
もうデートをしている娘がいるからと断ったら、号泣して三時間話を聞かされた。
長文失礼
別れられて良かったな、乙
激しく乙。
寧ろ何でそんな女と付き合ったのか知りたい
ぼくはこれまで何人かの人と交際させてもらったけど、
旅行したり、同じ部屋で暮らしたり、一緒にお風呂入ったり
それだけ親密な関係になれたのは彼女が初めてだった。
近づけば近づくほどその人の粗は見えてくるだろうから、
ある程度は許容しなきゃな、と思ってた。
前の彼氏に対する面子もあったし。
彼女と交際して、恋愛に対してかなりドライになれたのは収穫だったかな。
彼女メンヘラだね
メンヘラには多いんだわ、他人に擦り寄るの上手い子
親密な関係って言うけど、多分他の人にも同じような事してるよ
何にせよ、別れられて良かったね
心理学専攻の姉もその子は病気だと言っていた。
「あんたも共依存になりかけだったよ」だと。
>>331
いる。実際そうしゃべってた。
面食らったけど関東の娘はそういう子もいるのかなと思った。
http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1160564070/
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