したらいきなりお母さんからすごい質問攻め。
一般的な事を聞かれるのは当たり前だと思ったし、
学歴収入貯金額ここらへんはお金の事だから将来に関わるし…
と思っていたが、やがて過去の恋愛経験まで。
付き合ったきっかけ意識した時期告白の言葉電話で話す内容
メールの頻度など根掘り葉掘りすごい。
彼女のお母さんは気さくな人なんだけどお喋り好きな近所のおばちゃんってタイプで元々ミーハーな性格らしく、特に恋愛話が大好きで初対面の人にすぐ彼氏いるの?と聞くような人らしい。
彼女自身もお母さんとは何度も衝突していたとは聞いていたし、過干渉で子離れが出来ないから手紙や郵便物が届くと中身を確認してくるなど色々とプライベートを知りたがる人と言われていたがをここまですごかったとは…と思った。
根掘り葉掘り聞くタイプの人が苦手な自分はものすごく疲れた。
その数日後、今度はうちの親に彼女を紹介しようと実家に連れてきた日、うちの娘をよろしくね!と言う手紙とともに突然の宅急便(野菜や米など)が届いた。
びっくりしている俺と住所を教えてないのになんで?と言う彼女。
お礼と言う名目で再度彼女の実家に行って聞いてみたら、
彼女の自室の部屋が「たまたま」開いてたから、「たまたま」窓を開けて換気しようと思って入ったら「たまたま」机の引き出しから紙が出ていて、「たまたま」机にぶつかってしまった衝撃で「たまたま」その紙が落ちてきて、それが「たまたま」俺が実家にいる時に送った年賀状だった、と笑顔で話してきた。
正直ゾッとした。
と言うお母さんと実家近くのコンビニで遭遇。
「そういえばこの前たまたまあなたの会社の近くを通ったのよ~会社の横に花屋があるじゃない?その店員さんがかっこよくてドキドキしちゃったのよ~」と笑顔で言われた。
それ以来彼女と会うたびに彼女の母親のあの笑顔がちらつき、自分もガキだったから彼女を母親から守ろうと思うより、我が身かわいさと自分の恐怖で一杯になって精神的に参ってしまい別れてしまった。
彼女自身に非はないのでそれに対しては謝罪した。
彼女も納得してくれ、むしろゴメンねと謝られた。
ちなみにそんな母に育てられた彼女自身には全く問題なく自分には勿体ないくらいの素敵な人だった。その数年後に再会した彼女は、今は母親と絶縁し母親から開放されて幸せな生活を送っていると言っていた。
なんか怖いうえに悲しい・・・
あなたがいま幸せでありますように
悪気がないモンスターが一番怖い。
実際そう言う目に遭うとすごい恐怖だったんだ。
だって会社の場所(東京の何区)は教えたが住所は教えていないし社名も言ってないし名刺も渡してない。怖くて聞けなかったのでどうやって知ったのか未だに謎。
ちなみに彼女の実家は俺の職場から電車で2時間かかる。
オフィス街だから「たまたま」俺の職場の近くに来る理由はない。
もちろん会社の横に花屋があってその店員がイケメンなのは本当の話。
彼女が親と縁を切る際、ものすごく揉めて大変だったみたい。(まぁそりゃそうだよね…)
多くは語らなかったけど、縁を切るために親と大揉めしたあの時は本当に地獄だったと真顔で言っていた。
それを聞いた俺はその地獄を共に乗り越えてやれず申し訳ないとか、一緒に頑張って乗り越えれば良かったと言う風には考えつかなかったから、酷いと言われるかもしれないけど…。
人間得体の知れないものに遭遇すると自己防衛が働くもんだ
あなたの場合その選択がそこからの撤退だっただけ
人生経験もまだそんなに多くなかった自分に
今の自分がそれを求めても辛くなるだけだ
今は自分もと思えるようになったのなら違う形になるかもしれないが、次に活かせるかもしれない
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