そのころは桶川ストーカー殺人事件で警察の不手際が問題視されていて、警察署の対応が地域によってずさんなところや、過敏になってるところもあった。
当時、俺はある政令指定都市に住んでいたんだけど、そこの地域の会社に同期入社した大学からの友人がいた。
会社の近くに某大手スポーツジムができたので、俺たちは仕事終わりに通うようになった。
当時、俺はマッチョに憧れて筋トレばかりしてたんだけど、友人はランニングマシンとか有酸素系のトレーニングをしていた。
友人と二人が並んでエアロバイクやランニングマシンで運動をしていたりするのをよく目撃してた。
しばらくして俺は会社の業務拡張で俺のいた部署ごと、同じ市内に新たに建設されたビルに異動になり、同時に忙しくなった。
出勤方向が違うのでスポーツジムに行けなくなっていた。友人とも会社で会うこともなければ一緒に飲みに行ったりする時間がなくなっていた。
ある時、友人から村上知子似の女の子からストーカーされているとメールがきた。
(以後村上ちゃんとする)
友人がスポーツジムに行った日は必ずと言っていいほど少し遅れてジムに来る
そして、必ずと言っていいほど隣のマシンに来て話しかけてくる
自分より遅れてきたのに、帰る時間が一緒
俺は、たいてい仕事終わってジムに来るんだから時間は重なるだろうし、トーレーニングのルーティーンが似た人はトレーニングマシンが重なることもあるし、終わる時間もほぼ同じになるだろって返したんだけど、友人は「あいつはストーカーだ」と主張し続けていた。
俺は気にしすぎだと返していたんだが、ジムで村上ちゃんとあった日は必ずメールを送ってきた。そのうち俺も村上ちゃんも愛嬌があってかわいいから思い切って付き合ったら?とか、こんなに人に愛されることはないかもよとか茶化して返していた
当時、俺たちが住んでいた都市から車で2時間程離れたところに、県下で巨大なショッピングモールができていて地域の話題になっていた。
なんでも新しい車を買って、ドライブがてらにそのショッピングモールに行って、いろいろショップを見ていたところ、声をかけられ振り向いて見ると村上ちゃんだったという。
「こんなところでお会いするなんて奇遇ですね」って白々しいこと言ってやがった。しかも母親も一緒で、俺と母親を合わせて何考えているんだあいつは!という内容だった。
俺は、あれ?こいつおかしくなってないか?と思い、今は人気スポットになってるから、休日だったら知り合いと会う可能性は十分あり得るだろ?と返したら「お前みたいに軽く考えるやつがいるから、ストーカーさつ人が起きるんだろ!」って返ってきた。
俺もカチンときて「だったら警察に相談しろよ」と送り返すと、「警察が当てになるわけないだろ!」と返ってきた。
そのとき俺は、あいつ大丈夫かな?とくらいにしか考えてなかったんだけどそれから、友人からのメールがとんと来なくなった。俺も忙しさもあって気にしていなかった。
友人がストーカー容疑で捕まっているというものだった。
なんでもある女性を尾行していて、その女性の彼氏に取り押さえられたらしい
警察が言うには、友人は女性の方がストーカーであって自分が被害者であることを俺が証明してくれると言っているという。
裁判になったら証人として出廷するのかな~会社にどう説明しよう?と考えながら警察に出向いて行った。
俺が女性と面会することはなかったけど、女性というのは村上ちゃんのことなんだ。
警察に行くと、友人の主張は村上ちゃんにずっとストーカーされてて悩んでいた。
警察も当てにできないから自分で解決しようと思った。
どうやって俺の行動を把握しているのかわからないから、こちらが逆に村上ちゃんの動きを監視して、自分の家のポストや周辺をうろついていうる証拠をつかんでやろうと考え行動に及んでいたみたい。
村上ちゃんは、誰かにつけられていると感じていたらしく彼氏に相談し、警察にも相談しに来たことがあったらしい。
そしてある夜、スポーツジムの帰り家の近くで張り込んでいた彼氏が友人を取り押さえ、近くを巡回していたパトカーですぐに警察に連行されたらしい。
俺は携帯に残っていた友人とのメールのやり取りを全部見せて、俺の知っていることを全部話した。
結果、友人の思い過ごしということで決着はついて、友人は警察からの厳重注意と二度と村上ちゃんに近づかないという念書を書かされた。そしてしばらくの間は警察の監視対象になると警告された。一応、村上ちゃんも自分の行動が誤解を生んで申し訳ないと誤ってくれたらしい。
俺は翌日の昼前に、身元引受人として再び警察に出向いて行った。友人は強面の刑事さんから、スポーツジムも辞めることと、監視をしばらく続けることを念押しされていて、やつれてちっちゃくなって出てきた。
警察でそうとう絞られてたみたいだったから、当面仕事に打ち込んで頑張れと励ましていたら、友人がポソリと「あの子、彼氏いたんだな」とつぶやいた。
どうやら、村上ちゃんのこと好きになってたみたい。最悪の失恋だ。
一応、ストーカー容疑のことは会社には知られていない。
会社には故郷の親の世話のための退職となっている。
退職前に友人と話すと、自分の住んでいるアパートの周りをパトカーの巡回が増えたらしく、必ず中の警官が目を合わせてくるらしい。
そして2週間に一度は刑
事が訪ねてきて、村上ちゃんに付きまとってないか確認し、どうでもいい説教をして帰ってたらしく、それで心を病んでしまったらしい。
実は今日、村上ちゃんと偶然会った。
と言うより見かけたんだけど。
それで、友人のストーカー事件を思い出して書き込んでみた。
村上ちゃんは俺と会話したのはスポーツジムで数回程度だから、俺のことはすっかり記憶にないみたい。俺のことは気が付かなかった。
彼女は村上知子に似てるから俺はすぐに気が付いた。ラガーマンみたいなでっかい旦那さんと村上ちゃん似の小学生くらい男の子と買い物していた。村上ちゃんは横幅も広がっていてかなり村上知子に近づいていた。幸せそうでなによりだった。
正真正銘の脳そのものがストーカー。
一番ヤバイタイプ。
男のストーカーは自分が追い詰めることに快感を覚えるけど、
女のストーカーは自分が被害者だって言いはるんだよ
被害者に暴行された、ストーキングされたって事件をでっちあげたりするから
場合によっては被害者は社会的に抹殺される
日本じゃこういう事件に関しては女の意見のほうが優先されやすいもんね
救いなのは、女ストーカーは警察には相談しなくて周りに被害にあってると吹聴する
でもってだいたい周りは信用しなくて、そのうち偉い人や面倒見いい人の耳に入って
間に入ってもらって真相が発覚してひとまず解決する
口にするようになったんだけど(現在でもよく言うけど、もっとすごかった)
「私、○○さんにストーカーされてるっ」って騒ぎ出した人が結構いたんだよね。
だいたいは、>>949の友達みたいな勘違いさん。
そして多くはデブスのくせに自分はイケてると思っている勘違い女で
口癖は「私は痩せたら超美人」な人たち。
まあ自意識過剰なんだと思う。
949のお友達は、たぶん村上さんの事が好きだったんだよね。
だからすごく気になって、気になりすぎちゃってなぜかそっちに転がっちゃったと思われる。
今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 その11
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