リハビリして握力5~10㎏くらいにはなったので、日常生活はなんとかなる
ちょっとした場面で支障が出るけど、たいていのことは工夫すればこなせるので特に他人の力を借りる必要もなかった
私のような状態でも6級は取れるらしい(人事がそう言ってただけで真偽は不明)
なんでも会社として一定数の障害者を雇用しなきゃいけないんだけど、3月末に障害を持った従業員が数名退職するらしくて、4月採用予定者にも障害者がいないせいで割合を下回ってしまうらしい
職安に障害者向けの求人を出しても求める人材がなかなか来ないので
じゃあ社内で発掘しちゃおうってことで私に声がかかったんだって
なんかその考え方自体がウゲーってなったんだけど、
一応検討はしときますでお茶を濁した
で、数日後に彼氏に「そういえばこんなことがあってさ」って話したら、彼氏がすごい真顔で「俺、障害者とは付き合えないから絶対に手帳取らないで」って言われた
「手帳なんてもらったら、国から欠陥品のお墨付きをもらうってことなんだから
その意味をよく考えてね。俺、障害者なんかと縁続きになりたくない」だとww
さらに「じゃあ私が病気で倒れて後遺症が残ったら、別れるの?」って聞いてみたら
「病気は仕方ないけど、後遺症は本人がリハビリを怠ったせいでしょ。おまえはそんな人じゃないから、何かあっても後遺症残らないよ!」って返ってきた
彼とは小学校以来の幼馴染でもあるので、私のリハビリ過程を知ってる
だからこそ信頼してるってことらしいんだけど、こちらは彼を信頼できないから別れた
結婚の話も出てたけど、そういう人とは生涯をともにできないなって思ったから
余談だけど、付き合ってるときに彼が肉嫌いになったことがあって、肉を入れずに料理を作ってたんだけど煮込み料理は肉なしだとどうしてもコクが出なくて、姉に「ダシダを入れるといい」って聞いて使ってた
それを彼が見て「韓国の手先か!」って怒ったことがあった
出張で北京を経由したら「中国なんかに行きやがって!」って部屋に入れてくれないこともあった
こういうエピソードがあるような人なので、もともと差別意識が強い人だったんだと思う
あと人事には「やっぱり手帳をもらうほどではないので」とだけ言ったら
「そうだよね、変なこと言ってごめん」と普通に謝罪されて終わった
その神経がわからん!その28
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