明るく活発で、密かに心を寄せる男性がいた。
やっと接点ができて親しくなり、話をしてたら
男「俺、料理はプロだよ。特に俺の中華なんて最高!店で修行してたし」
私「そうなんですか?ぜひ食べてみたいです」の流れで、男性の家に行く事になった。
料理を作ってもらうので、材料は私持ちを申し出た。
え?と驚く私に得意顔。
どんな店で修行していたのかを聞いたら、答えは「居酒屋」
どんな居酒屋かと聞いたら「チェーン店でバイト」
どんな料理を作っていたのか聞いたら「えびせんを揚げた事がある」
更に「お前もさー、一応女なら料理とかできといた方が良いと思うよー」と誇らしげ。
「レストランかと思いました。」とやっとの事で告げると
「んーな訳ないじゃん!そんなんできないよw」と大笑い。
作ったのは全てレトルトやミックスを使ったものだったので、
プロと言う言葉にひっかりながらも
とりあえず、冗談かと思う事にした。
食べ始めたら、マナーも何もない、ほとんど早食いレース。
両肘を真横に突っ張り、お茶碗に顔を突っ込んで口に目いっぱいかきこむ!
頬をパンパンに膨らませて、口から食べ物が出ないよう顔を上に向けながら、メインの肉を箸で指差し「これ、俺が食うからさ、お前、こっち(敷いてあるレタスを箸でトントン)食いなよ」とくぐもり声で野菜だけを食べろとの指示。
これが現実である事をやっと理解し、早く帰りたくて急ぎ気味に野菜を食べていると
その最中ずっと「お前は常識がないから俺を通して世界を知れ!」「もっと普通になれ!」「だからお前はダメなんだ」と、顔を上に向けつつ、口から色んな物を飛ばして説教。
途中で何度もゲップをし、汁物のお椀を親指に引っ掛けて酒のように飲み干し、おかずを取る時は真上からクレーンゲームのように迷い箸。
体調が悪いと言ってすぐ帰ったけど、
帰り際、私が実家住みだと知ると急に優しくなり
「今度家に来るときはさ、お前の親が作ったおかずとか?うん。タッパーに入れて、いっぱい持って来いよ。な?
冷凍庫に入ってる、レンジでチンするだけのでも良いしさ、貰いもんのカニ缶とかでも良いしー、、地元で取れた野菜とか、、うん。
余ってる素麺とか、ほら木箱に入ってる奴?あと、なんか高級な調味料とか、親が飲んでる酒とかさ もうビンに入ったまま持って来てくれちゃっても良いし!あっ、お前の手料理も食いてーな。今度、食材買って家に来いよ!」 と、照れながら笑顔で見送ってくれた。
確かこの時、告白もされたけど適当に返事をして逃げ帰った。
その後、ショックのあまり電話に出られず、幸いな事に縁が切れた。
自分の軽率さを反省しつつ、何事もなかった事に感謝。
今思い出しても気持ち悪い。
すっごいワロタw
漫画に出てくるような体育会系のイメージだな
>>381
男性は、当時社会人で30歳でした。
一見、変な人には全く見えないけど、恐らく、元々こういう人だったと思う。
突っ込んで良く良く話を聞いたら
以前は訪問販売の詐欺をしてて、結構売り上げたと自慢してた。
こちらが引いてるのも気付かず、クーリングオフをされない方法やら
条例やら、嬉々として喋ってたので、普通の神経じゃないだろう。
私も今、字に起こして初めて、こんなに酷かったんだと笑ってる。
けど、最初は変な人に見えなかったからこそ
下手したら私もこの人に騙されると気付いて逃げた。
百年の恋も冷めた瞬間!★148年目
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