まあ俺の我慢が足りなかったのかもしれないが、
本当にもう我慢ができなかったんだ。
自分でもあんなことが現実に起きるとは想像すらしなかったし、
人から聞かされたら嘘だと思うくらいずうずうしい話なんだ。
少し飲みすぎたみたいで、いくら起こしても起きなかったせいもあって終電に間に合わず。
結果その日は泊まり。嫁は謝ってたし、俺も嫁の身内ってこともあるし、まあ仕方ないかって感じだった。
次の日会社から帰ってくると嫁弟が晩飯食ってた。
これが嫁父、嫁姉、嫁母と繰り返されて3LDKの部屋に大人が6人住む状態が続き、俺は嫁を外に呼び出して話し合おうと嫁を呼び出したら義家族全員がついてくる。
話し合いもできなかった。
結局、離婚に至るんだけど、
もう離婚する頃には俺の貯金は義実家の生活費でかなり消費され、
嫁は専業だったので、慰謝料も請求はしたが、支払い不能。
俺の貯金も返済不能とものすごく恐ろしい結果になった。
嫁は俺と結婚する前は、俺の取引先の事務職で真面目に働いてた。
俺と嫁は取引先の人の紹介で付き合い、1年ちょっと後結婚。
まあ、嫁実家は決して裕福ではないけど、そんなに異常には見えなかった。
去年のクリスマスは、やれ結婚だなんだと浮かれてたなと思いだしてしまった。
今でもたまに、嫁家族が家にいる夢を見て飛び起きることがあるよ。
別に何をするってわけじゃないんだけど、ただただ自分の生活スペースがどんどん浸食されていく恐怖は忘れられない。
息が詰まりそうになるんだ今でも。
一体あいつら何だったんだろ。
離婚をするときも、「あっそう」って感じで全然もめなくてさ、慰謝料の取り決めなんかの
公正証書なんかにも簡単にぽんと判をつくんだよ。
どうせとれっこないから見たいな感じでさ。
今でもよくわからない。
その元嫁、何回か結婚離婚繰り返してるんじゃない?
初婚でしたよ。(多分)
正直よくわかんないですね。
本当にこの恐怖をお伝えできればと思うのですが、あの離婚届けなんかに判を押すときの軽い感じというか、ほんとスタンプでも押すみたいに、ポンって感じも本当に怖かったです。
普通なんかもっと何かあると思うんですよね。
とにかく本当に異常な人は逆に普通にしか見えないのかもしれないですね。
ちょっと違うと思う。
異常な人でもごく普通に日常生活送ってるだけ。
普通に生活してる人は普通の人で、異常者は見た目も日常生活も
全て以上なんだって思い込みがあるけど、違うんだよね。
異常者も日常の大半は平凡に過ごしてるんだよね。
それでも周りには異常性に気づいてる人がいると思うよ。
男性には無理かも知れないけど、同性の同僚やなんかの中には
さりげなく元嫁を避けてる人達がいたんじゃないかな。
男性はお人好しな人が多いというか、地味そうでとくにこれといって
目立った特徴がなかったら「真面目ないい子」って評価するからさ。
女は何かこううまく言えないけど、すごく細かい部分を見て違和感に気づく。
でもおかしいって思っても態度には出さない。
だって出したらこっちが非難されてしまう。
うわー、リアルヤドカリ一家。
漫画の魔太郎がくるにも出てきたけど、あれはもっと質悪かったから、無事離婚できてよかったね。
(-д-)本当にあったずうずうしい話 第2話
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