いつも恋愛・結婚の話をするA子。最後は「ま、彼氏なんかいらないけどね」 という台詞で締めくくられる

A子と話してると、いつも恋愛・結婚の話になる。
そして最後はA子の
「ま、彼氏なんかいらないけどね」
という台詞で締めくくられる。

でもだんだん分かってきた。
A子、ストライクゾーンが狭い。

なにしろ元彼たちと別れた理由が、
・男のくせに占いが好きだった
・男のくせにアロマテラピーをやっていた
・映画が好きだと言っていたのに、A子が見たい映画（ホラー）には付き合ってくれなかった
・女性歌手／ボーカルの歌しか聞かなかった。理由は「男の歌なんて聞くのは気持ち悪いから」だった
などなど。

最後のはちょっと気持ち悪いが、他は別にいいと思う。

「今までどういう理由で別れたんだっけ？」
と聞いてみたら、なんかもごもご言ってから、改めて彼氏に求めるものを話し始めた。

「チビは嫌。デブもガリもダメ。顔は普通以上で。
禿げている人、父親が禿げているなど将来禿げそうな人も嫌。
ある程度以上のランクの四大を卒業していること。
年下もダメ。それから…」

この後もいろいろ言ってたけど、一気に言われたんで覚えてない。

「理想高すぎない？」
と言ったら、
「友達もそう言うけど、本当はみんなこれくらいを求めてると思う」
と言われた。

「白馬に乗った王子様を待つ」っていう言葉があるけど、
A子だったら王子様が来てもダメ出しして追い返しそうだ。