110: 恋人は名無しさん 02/12/09 15:11
うちの父が小学生の時、クラスの女の子の指を
ドアにおもいっきり挟んでしまったそうだ。
ドアにおもいっきり挟んでしまったそうだ。
うわ、ヤバっ!と思ったけどその子は「大丈夫」って一言。
そのあともずっと気になって、彼女がいたら親指ばかり見てたんだって。
日に日に生えてくる彼女の爪は変形してる爪ばっかり、
父はやばいかな~と思いつつ、
でも彼女は何も言ってこないので
クラス変えになって離れ離れになったら徐々に忘れていったそうだ。
日に日に生えてくる彼女の爪は変形してる爪ばっかり、
父はやばいかな~と思いつつ、
でも彼女は何も言ってこないので
クラス変えになって離れ離れになったら徐々に忘れていったそうだ。
それから15年後、父は社会人になって
地元を離れて仕事をしていた。
ある日同僚と飲みにいってだいぶ酔っぱらったそうだ。
隣の席でOLらしき人が飲んでいて
ふと、手が視界に入ってきたら親指が目についた。
なんと親指の爪が変形してるではないか!
父は小学校のときの出来事がフラッシュバックして
思わず「○○さん!?」と声を掛けたそうだ。
そう彼女はあのときの女の子だった。
それから時が経ち、彼女は私の母となり、
幼心に覚えているのは、二人はいつも手を繋いでいたんだけど
父は母の親指をいじるのが癖になっていたこと、
母の葬儀が終えた後、父は母の親指の骨を別の骨壷に入れて
自分の書斎にしばらく置いていたことだ。
母と二人のとき寝床で話してくれた小学校のとき指を詰めて
本当はものすごく痛かったけど
父のことが好きだったから泣いたら騒ぎになるので我慢した話は
母の一周忌にでも父に話すつもりだ。
母と内緒の話の約束だけどいいよね。
111: 恋人は名無しさん 02/12/09 15:14
>>110
泣けますた。。。
泣けますた。。。
112: 恋人は名無しさん 02/12/09 15:17
うん ちょっとなけた
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/ex/1038851585/
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