職場の先輩「店の前になんか変な男が…」→全身真っ赤な服を着た私の彼氏がいた

私は原宿で働いてて結構派手なファッション大好きだった。
彼もオシャレは好きみたいだったけどセンスあまり良いとは言えず、どこかズレてるのでいつも共通知人にはよく彼の服装はバカにされてる所をよく見てた。

でも私はあまり気にしていなかったし、自分も当時の原宿って感じの男性受けはしないであろう、派手派手な目立つ格好を許容してくれてるからそれだけで充分だった。

彼氏を人に紹介するのは初めてだったのでワクワクしていたら、一緒に店番していた退職予定の先輩が、「店の前になんか変な男がウロついててキモい」と言って来た。

なになに？と思って外に出たら、
消化器みたいに鮮やかな真っ赤なワイシャツと同じ色の真っ赤なパンツ、真っ赤な靴、真っ赤な女性物のハンドバッグを持ってる彼が…。

赤い色が好きなのは知ってたしそれぞれのパーツを見たことは今まであったんだけど、何故全て合わせて来た…？

しかも首回りだけ私のプレゼントしたヴィヴィアンの緑色のマフラーをつけてた。

そして何故か田舎から出て来て場違い感に焦ったのか？彼は中々店に入ってこれず入り口でソワソワしていた所を見つかった状態だった。

すみません続きます。

もしかして彼氏？と先輩が振ってくれて、店が暇だったのでその場で簡単に紹介、私が上がる時間まで時間潰して待っててもらうことになった。

彼の姿が消えた瞬間先輩に「彼、全身真っ赤だったけど大丈夫？」と謎の心配をされることに。
真っ赤っていうか1人クリスマスですよね…2月だったけど。

その後待ち合わせて傷つけない程度に近所のショップに入って適当に全身着てるマネキンを指差し、こういう服装したら？私こんな服装の人がいいな～とやんわり促したつもりだったんだけど、

なんとなく察したのか彼は、
「何？そんなに今日の俺の服イヤなわけ！？何がダメなの！？オシャレじゃん！服装も含めて俺の全てなんだから、これが無理ならもう無理だよ！」と逆ギレ？された。

これがオシャレとか言ってる彼にドン引きして「え、なら無理なんでさようなら」とキッパリ言ったら、

「〇〇(私)がいつも目立つファッションで周りからチヤホヤされてるから(スナップ雑誌に載ったりしたことを言いたかったらしい)俺もこういう街に来るなら派手な格好しないとって焦っただけで…」とかモゴモゴ謝罪？みたいな事を言われたけど、

目上の人に紹介するって言ってる日に仮に私があんたみたいに全身ショッキングピンクで来たらどうすんの？と言ったら何が悪かったか理解したようだったけど無理でした。

ちなみに彼は中卒なのに学歴詐称して正社員になったり雑魚感凄かったので付き合った事自体黒歴史です。
長くなって失礼しました！

「ヴィヴィアンじゃないですかー！」に対して
「？？？ヴィ、ヴィヴィアン？？」となっていたのであげた事を後悔してしまった。