◇修羅場◇part72
私子(25才)・彼男(27才)
呑子(27才)彼男の大学時代のサークル仲間
呑太郎(27才)同上
呑介(27才)同上
その他もろもろの飲兵衛
彼男父(50台後半)
私子と彼男は社内恋愛で婚約中
ただし、式まで半年ほどあったので社内で婚約しているのを知っているのは、数名の上司と私子と彼男の友人数名のみ。
彼男は、日本酒が大好きで学生時代のサークル仲間と月イチで飲み会をしてた。
幹事が持ち回りだったらしいが、呑子が仕切ることが多かったらしい。
私子は彼男に連れられて、飲み会に一度参加したことがあるが呑子にからまれて、飲めない私子は、二度と行きたくない状態になった。
190: 188 2009/04/20(月) 17:19:25 ID:q3BDihGj0
ある金曜日の夜、呑子からの召集があり呑子、彼男、呑太郎、呑介、その他もろもろで泥酔するまで飲んだらしい。
土曜日の早朝、彼男の母親がギックリ腰になったとかで入院すると私子に彼男の父親から電話があり、彼男と連絡が取れないまま、彼男母の病院へ駆けつけた。
幸いたいしたこともなかったので、彼男父が昼前に彼男のマンションに私子を送ってくれた。
私子「昨日、飲み会だったからきっとまだ寝てるんですよ」なんて言いながら、合鍵を使って中に入るとベッドの中で、彼男が呑子と半裸で就寝中・・・
彼男父「くぁwせdrftgyふじこlp、ふじこ」
混乱をいちはやく脱したのか、彼男父が猛然とベッドに近づき
彼男をベッドから引きずりおろした。
ドシンと落ちたところで、彼男、目覚める
彼男「えっ?はぁ?オヤジ?なに?」
彼男父「あqwせdrftgyふじこl、ふじこふじこ」
彼男父は、彼男をぼかすか殴っていた。
「謝れ、謝れ、私子ちゃんに謝れ」
物音に気づいたのか、呑子、起床。
呑子「きゃーーーーーーー、ごおとおおおおお」
と叫んだところで、私子の存在に気づき
キョンシー?が飛び跳ねるみたいにベッドから猛ダッシュで
呑子「なによおおおおお、なんだってんのよぉ」
といきなり、私子にビンタしてきた。
ぱっちーんという音に、彼男父と彼男の殴り合いがとまり
そのすきに、呑子が、彼男の前にはだかり
彼男父に向かって、
「わたしの彼男になにするのよ」
とものすごい迫力で睨む。
彼男は、なんかもう、呆然とした感じで
「ちがうんだ、私子、ちがうんだよ」
一番幸せな時なのに支援
彼男父の車に乗せられて、はじめて感情が戻ってきた私は、号泣。
その後のことはよく覚えていない。
家には送ってもらったけど。
彼男から、メールや電話がたくさんあったけど、応える気になれず電源を切って、どうしようどうしようと落ち込んでた。
翌日、彼男父が、彼男を伴い、家に来た。
泥酔して、終電を逃した呑子を泊めただけでなにもなかった、潔白だ、どうして同じベッドで寝ていたのか全く覚えていないすまなかった、許してほしいと
だけど、私は、なんだか耳は聞こえるんだけど
脳が、その言葉をちゃんと理解できないような感じで
ぼんやりスルーしていた。
半月ぐらいして、落ち着いた私はやはり、彼男を信用できなくなっていて婚約解消を申し入れた。
彼男は「嫌だ、ほんとになんでもない。信じてくれ」とホザいてたが、彼男父は「仕方ありません、私子ちゃんに大きな傷を負わせて申しわけない」と心から謝ってくれた。
式場のキャンセルとか、全部彼男父がやってくれたみたい
なんとか、復縁できないか、許してやってくれないかと土下座せんばかりに頼まれている最中に呑子が乱入してきた。
呑介「おい、呑子、オマエも謝れ」
呑子「すみませんでした。寝てしまってごめんなさい。でもあなたが彼男くんを要らないなら私が幸せにする。だから彼男くんをください」
私子「えっ?やっぱり、そうだったんですか?」
呑子「ずううううっと好きだったんです。彼男くんが。どうしてもあきらめられなくてこの飲み会で逢うことだけが私の生きがいだったんです。お酒飲めないあなたは、正直言って、彼男くんには、ふさわしくないです」
呑介、呑太郎、その他、目玉ポーーーンみたいな顔してた。
私子「どうぞ、もう関係ないですから、死ぬまで飲みつづけてください」
身体が震えるほど悔しかったけど、なにかが、スコーンと切れた。
彼男からは、しばらくは、復縁願いがうざかったけどすっぱりきっぱり断って、上司には、事の次第を報告して婚約解消して、同じ社内にいるのが気まずいと転勤を願いでたらなぜか、彼男が地方に飛ばされてしまった。
彼男が呑子と一緒になったかは知らない。
でも今は、将来アル厨になって肝臓壊すはずの彼男と結婚しないで良かったと思えるようになった。
>呑子「きゃーーーーーーー、ごおとおおおおお」
ごおと?
彼男が剛人(ごうと)とかそんな感じの名前だったのか?
修羅場関連の話を読んでると、男親は浮気した自分の子供に対して
同性同士でも厳しく対処できる人が多くて偉いな。
強盗かと。
強盗だと思ったらしいです。
>>207
知ってました。一度参加した飲み会のとき
彼男が、「おれの婚約者」って紹介してくれました
呑子のことは、「おれの飲み友達、女に見えるが女の飲みっぷりじゃないよ~」なんて私に紹介してくれました。
>>211
慰謝料というか、迷惑料として彼男父から少しいただきました。
当時、彼男は、絶対に「していない」と言ってましたから
呑子にはもらいませんでした。
謝罪はしてないと思います。
彼男父は、かなり怒っていて今後一切、呑子と彼男がつきあうことは認めないと言ってました。
彼男も呑介、呑太郎たちも皆、呑子は、同じ酒好きの女友達だとずうっと言ってました。その場、その場が楽しければ良いという飲兵衛の思考は永遠に私には、理解できないものなのだなと思います。
酒を呑む事が悪いんじゃなくそいつらがおかしいだけ。
ただのガキかアホだ。
社会人になってそれなりの飲み方できないアホはどうしようもない
そうですね。ごめんなさい。
呑み方が悪いんですね。
お酒呑みの方には失礼でしたort
彼男たちの飲み会は自然消滅したらしいです。
たぶんみんな大人になったのかも知れません。
皆さんに、乙と言ってもらえて目から汗がでました。
貴女が酒呑み全体に嫌悪感を持ったとしても責められないと思うよ。
こういう変な仲間意識出す奴らって本当ウザイよな
乙でした
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