◇修羅場◇part83
私子 24歳
彼男 25歳 私の元婚約者
柳原 20歳 彼男の職場のバイト
悪兄 私の6歳上の兄
良兄 私の3最上の兄
ある日、彼男が飲みに行くと言った日の夜中に私の携帯が鳴った。
見てみると彼男からメール。
もう帰ったのかと思いメールを開くと、
女の顔の下半分~お臍の裸の写メが目に飛び込んできた。だっちゅーのみたいな格好で超谷間。
(ついでにお腹も超谷間)
てっきり彼男の友達が酔っていたずらしてるんだろうと思って、ひきつつも返信を打ってたら今度は知らないアドレスからメール。
またいたずら?と開いてみると、
彼男が上半身裸で寝てる写メだった。
混乱しつつ彼男の携帯に電話をかけてみたけど出ない。イライラしながら電話を切るとすぐに知らない番号からかかってきた。
柳原「あ、写メみましたぁー?そういうことなんでぇ、別れてくださいね~」
私「…どちら様ですか?」
柳原「彼男の本命の彼女ですぅ、私子さんがなかなか別れてくれないからもう現実を見せてあげようと思ってぇ」
私「彼男隣にいるんでしょ、代わってもらえません?」
柳原「彼男寝てるから起しちゃかわいそう~っていうかぁもうわかったでしょ?おばちゃんはあーそーび!なの!結婚するのはあたし!もう彼男に近づかないでねーさよーならぁ」
と、一気にまくしたてられて切られた。
かけなおしても着拒されてた。
819: 恋人は名無しさん 2009/09/20(日) 14:17:56 ID:75HisXaT0
「おはよー、ごめん昨日酔い潰れて寝ちゃってたw今日会う日だよね?どこ行こうか?」
本文なしで昨日の2枚の写メを送りつけてやると、すぐ電話がかかってきた。
彼男「何あの写メww隠し撮りかwww」
私子「昨日高い声の女の子からもらった。私は遊ばれてるって言われた」
彼男「……」
私子「何も言う事はないの?あっそう。ばいばい」
彼男「ちょまって!ごめん!今から行くから待ってて!ほんとにごめん!」
詳しいことを知りたいのもあって、結局彼男に来てもらう事にした。ちなみに私は実家暮らし。
近くに住んでる良兄とその彼女(私の過去の事を知ってる。超良い人)にも同席してもらえるよう頼んだ。私の母も、彼男の事を気に入っていたので半信半疑ながらも怒ってた。(婚約の挨拶済ませてたので)
ほどなくして彼男が来たが、何故かその後ろから柳原も入ってきた。
彼男「ごめん、来るなって言ったんだけどきかなくて…」
私子「まぁ二人から話を聞いた方がほんとのことわかるからね。全部話してよ」
良兄「悪いけど俺らも同席させてもらうわ、俺の弟になるかもしれんやつが浮気となっちゃあ黙っとれんし」
彼男「はい…」
彼男「ごめん!遊びでした!ほんとごめん!お義母さんとお義兄さんたちもすいませんでした!」
私子「…なに、どっちが遊びだったの?」
彼男「私子の事が一番大好きなんだ、本気で結婚したいと思ってる。柳原とは、最初は酔った勢いだったんだけど職場が同じだからズルズルと… でももうさっき終わりにした。信頼を取り戻せるよう頑張るからこれから償わせてほしい」
私子「は?なに言っ「 終 わ っ て ま せ ん ー 」
一気に柳原に視線が集まる。
気づいたら柳原が目真っ赤にして立ってた。
柳原「だって私は彼男の事好きだもん!そっちが別れるって言っただけでしょ!ていうか昨日私の事愛してるって言った!私のほうが気持ちいいって言った!私子さんと違って何でもしてあげるよ!?私子さんとの○はつまらないって言ってたじゃん!」
そんな感じでまくしたててしゃくりあげる柳原。
呆然となる私。
母たちはすごい顔して彼男を睨んでた。
彼男「違う、その場の雰囲気にまかせて言っただけで…」と言い訳を始めたけどみんな無言で睨んでるのでだんだん声が小さくなってった。
私子「もういいよ、わかった。ていうかもう知りたくない。顔も見たくない。帰って」
彼男「ごめん!ほんとごめん!なんでもするから!話聞いて!」
良兄「彼男、もう無理だってわかってるだろ?俺らも無理だわ。お前最低。もう妹に関わんないでやって」
彼男「待ってください、お願いします…」
「彼男!!こんな 近 親 相 ○ 女 のどこがいいの!!」
またみんな固まった。
全員私の過去の話が思いついたはずだけど、何も知らないのは母のみ。
母は私と良兄を何度も見て、「あんたたち…?!」と凄く険しい顔してた。
私子「違うよ!そんなんするわけない!」
良兄「そうだって!何言ってんの!」
母「何もないならなんでこんな事言われるの?昔から仲が良いとは思ってたけど…」
彼男「違いますお義母さん、良 兄 さ ん じ ゃ な く て 悪 兄 さ ん です」
私は子供の頃、悪兄からたちの悪い性的いたずらをされてた。
性格もキレやすい・友達いない・二次元大好き・浪費家…と最悪でなにもかもが大嫌いでもう6年まともに顔を合わせてない。
性的いたずらの件は親には言えず良兄に相談していたので小5くらいからは良兄が守ってくれていたが、もうトラウマでノーマルな○以外はできない。(されていた事を思い出すから)
彼男にも話してあり、「俺は私子そのものが好きだから何の問題も無い」と受け入れてくれてた。
そしてこの事は良兄カップル以外誰も知らない事・一生両親にも言うつもりがない事も話してた。
それを浮気相手に軽々しくしゃべったわけですね。
彼男に話すのもすごく悩んで悩んで勇気を出してのことだったのに何もわかってなかったんですね。母に内緒にし続けるのは凄い辛かったのにぶち壊すわけですね。
もうそれからはあんまりはっきりとは覚えてない。
動揺して泣きながら私を問い詰める母を良兄彼女と必至でなだめた。
良兄は彼男を殴って二人を家から追い出した。
私も1発思い切りビンタした。痛かった。
それから母が落ち着くのを待って、過去の話を全部話した。
母は「私の育て方が悪かったせいだ」と自分を凄く責めてた。
母がそうなる事がわかってたから、なんでこんな事になったんだろうと私も自分が情けなくて涙が止まらなかった。
彼男からは「やり直したい」と毎日のように待ち伏せされたり、柳原からは「あんたがいるから彼男が付き合ってくれない」とうるさかったけど、良兄カップルが守ってくれたし1か月ほどでおさまった。
私と母も時間はかかったけど元気になった。
良兄カップルが先月良兄夫婦になって、私もそろそろ過去の事は過去としてふっきらないとな、と思ったので書いてみました。
自己満足だけど結構すっきりした。
長文読んでくれてありがとうございました。
とりあえずあなたとお母さんが幸せになる呪いかけた。
浮気も最低最悪だけど、そういうデリケートな話を他人(しかも浮気相手!)に話すのが、
もう人として終わってるというか、言葉が思いつかないくらい最低。
キ○ガイにあたってしまっただけなんだから、早く忘れなよ。
火に油?
今となっては、あんなのとあのまま結婚しなくて済んで良かったと笑って話せるようになってます。
本当の話を知ったので、もう母から「悪兄ともたまには連絡とってやって」と言われる事も無くなったし。前よりもいろんな話ができるようになりました。
呪いありがとうございますw
ちなみに良兄が柳原の親に連絡をとり全てを話し、ささやかではありますが迷惑料?として頂きました。柳原も学生だったので親に怒られて静かになったみたい。
彼男からも婚約破棄という事で慰謝料頂きました。
その辺の事は、私が母につきっきりだったので良兄たちに頼り切ってしまってて、気づいたらすっきり片付いてた感じです。
彼も○ゆる女も頭イッてるね。救いようがない。
過去のことも今回のこともあなたは少しも悪くないんだから、
胸はって前向いてほしいな。
乙。
けじめまできっちり付けてくれるとは本当に良兄だな。
俺も将来「祝い」になれる呪いをかけておこう。
糞長兄と浮気屑とユル○ンは普通に死ね。
大変だったね。
良兄さんGJ
彼男、柳原最低
だね。家族が一人でもちゃんとした味方なら心強いね。
ところで間女の名前が柳原なのは声が高かっただけだから?
それとも体型も似ていたのだろうか?
最後に1つだけ。
>>843
声というか、ネタの時のしゃべり方+体系が柳原に似てました。
わかりづらくてすいません。
「エリカ様な雰囲気の柳原」がいちばんしっくりきます。
悪いのは彼男であって、柳原はあなたにとっては迷惑な
女だっただろうけれど、致し方ない部分もあるということだけ
はわかってやれ。
若さと未熟さが原因で男に遊ばれたんだからな。
過去のことをバラしたのはアレだけど、
そもそも彼が軽々しく話した&恋敵のことだから、
バラしたらいけないとか気使わなきゃいけないみたいな発想が出るわけもない。
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