◇修羅場◇part84
ある日、俺の父親(51)の彼女のAさん(38)から大事な話があるので実家に来てほしいと連絡が入った。
指定された日時に実家を訪ねて、玄関を開けると父親と俺の婚約者のB(26)が二人揃って土下座してた。
思わず固まってしまった俺(25)にリビングのドアから出てきたAさんが「これはほっといていいから、向こうで話しようか」と父親とBをゴミを見るかのように一瞥した後、俺をリビングへと促した。
この時点でなんとなく察しがついた俺は黙ってリビングへ移動した。
Aさんの話の要約
・俺から婚約を報告された直後に、父親から突然別れ話を切り出された。
・Aさんは納得いってなかったけど、よく話し合った結果、別れることになった。
・しかし別れた後、腕を組んでシティホテルに入っていく父親とB(Aさんと面識あり)の姿を見かけてしまった。
・ホテルで俺と待ち合わせてる可能性もあるので、念の為に俺に連絡入れてみたら、俺は仕事中だった。
・式場の下見なのでは?とも考えたが、もやもやが消えないので興信所に調査を依頼した。
・真っ黒だったので俺を実家に呼び出す一方で、父親とBにも証拠を突きつけ、呼び出しておいた。
話が終盤にさしかかる頃にはAさんは平静を装いながらも時折嗚咽を漏らしていた。
証拠を確認したら、ひどいなんてレベルじゃなかった。日帰り旅行に始まり、ラ○ホ前でキス、勿論、実家にも連れ込んでた。
小さい頃に病気で母を亡くして以来、父一人子一人だったわけですがまさか父親(以下、屑)が息子の婚約者に手を出す屑だとは思ってもみなかった。
気づいたら、土下座してる屑をゴルフクラブで殴ってた。
Bがこの時、失禁してたのをよく覚えてる。そしてそんなを見てBは「殺してやる」と半ば本気で言ったところでAさんが止めに入ってくれて、その後の事を話し合った。
話し合った結果、B親に報告するのは早い方がいいということで、その場でB親に連絡を入れ
先方の了解が取れたのですぐに会いに行くことになった。
家を出る時、屑が玄関のところで丸くなってうめき声をあげていたのでAさんが傍らで泣いてたBに「救急車呼んであげれば?」と声をかけてた。
711: 恋人は名無しさん 2009/09/28(月) 00:26:37 ID:p4ryfQLA0
「娘がすみませんでした」
「屑がすみませんでした」
とお互いに謝罪し合って終了。
婚約の話は白紙にするということで決着がついた。
B実家を出てから、Aさんと別れ、自分の部屋に帰って酒飲んで寝た。
その後、Bとの思い出の品や屑縁の品をまとめて捨てたり送り返したりして後始末完了。
共通の友人達にはBが浮気したから婚約の話はなくなったと屑の事を伏せて説明した。
慰謝料とかは事情が事情だし、もしかしたら請求できたのかもしれないけど屑共と関わるのが嫌だったのでしなかった。
その後、一度、屑とBからそれぞれ手紙が届いたけど読まずに捨てた。Bとはもう会うことないだろうし、屑はもう死んだんだと思ってる(葬式にも出ない)。
それから母方の祖父母に事情を説明して、母親の位牌、遺品等は屑からきっちり回収してもらった。父方の祖父母にも事情を説明して屑と縁を切ったことを報告した。
Aさんとは、たまに向こうから連絡が来るので会ったりしてます。
最近、Bから手紙が来て、そこには俺の事をずっと待ってます的なことが書いてあったけど友人(奥さんがBと仲がいい)にこんな手紙が来たよって話をしたらBは「年下の恋人に浮気されて、その浮気が本気になって、Bは捨てられた」らしい。
なるほどねと思いつつ、酒の席だったので、酔った勢いでBの浮気の真実をついつい話してしまった。
その日は飲み代が友人の奢りになったので、ちょっとラッキーだった。
その後どうなったかは知りませんw
なんかAさんがただの彼女なのにでしゃばりすぎな印象だったので補足しておくと
・屑とAさんは10年以上付き合ってて通い妻状態だった。
・10年以上付き合ってるのに入籍もしてないのはAさんの両親が反対し続けてたから。
・俺もAさんと10年以上の付き合いだったので実の母親のように慕っていた。
・屑とAさんは当時、同じ職場だった(B親のたび重なる職場凸で取引先にも迷惑をかけた為、その後、屑は自主退職)。
婚約者の父親と浮気って気持ち悪すぎる
超乙
屑父は息子夫婦と同居で楽しもうとしてたのかと想像…
マジきもすぎる
でも屑父と元婚約者がそういう関係になったキッカケとか気になる
下手したら腹違いの弟を息子として育てるはめになってたかもな
怖すぎる
これが赤の他人ならどれだけましだったか…
読んでて悲しくなった。
でも、709とAさんはクズどもと籍を入れずに済んで良かったと思う。
これからそれぞれがものすごい幸せになれるよう呪っとく。
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