スピーチで過去を暴露された不幸な結婚式

新婦の同僚がコメントを求められた時のこと。

「○美、良かったね。一緒に暮らしていた彼と別れて落ち込んでいた時に××さん（新郎）と出会ったんだよね…」と、過去の同棲を暴露。

新婦親族の私たちも肩身が狭かった。新婦同僚、後で責められても「え、何が悪いの？」と開き直っていたようだが私の親は、医師と結婚したことに対する僻みだろうと言っていたけど怖かったな。

披露宴の最中、父方の伯母が 
「○子ちゃんが幸せになってくれて良かった。中学の頃、学年中からいじめられて嫌われて 誰一人友達がいなかったものね。で、不登校になって、2年も学校に行かなかったのよね。 自殺未遂もしたんでしょ。ああ、かわいそうに～そんなかわいそうな子が、こんな立派な人とよく結婚できたわ」 という話を何度も何度も大声で語り、空気を気まずくさせた。 

確かにいじめに遭って不登校にはなったけど、学年中からではないし、自殺未遂もしていない。 

伯母は中学教師で、私のいた学校に勤務していたのでそのことはみんな知ってるから、伯母が言ったこと全部が本当みたいに思われて。その後は高校・大学も出て就職して、ちゃんと働いているのに。 

相手の家がいわゆる名家だったので、気が進まなかったのだが、大きな結婚式を挙げることになった。 

伯母が無礼で非常識であることは分かっていたけどでも親戚を出さないのも相手方に怪しまれるだろうし、呼ばなかったら後から攻撃されるだろうしまさか他人の前で変な行動は起こさないだろう、と考えて 
伯母を招待してしまった。今考えると甘かったのだが。 

夫からは何も言われないけど、姑や小姑からは今でもこのことについて嫌味を言われる。 
自殺未遂をした過去のある頭のおかしい人、のレッテルを貼られてしまった。