A子は目立つタイプの美人で、今までずっと相手に言い寄られてから付き合ってたんだがその職場ではじめて自分から好きになって猛アタックして付き合ってもらえるという経験をしたためかまさに「恋は盲目」状態になってしまった。
金づかい荒い、酒ぐせ悪い、パチ競馬競輪好き、女ぐせ悪い。頭のてっぺんからつまさきまでコテコテのブランドづくめ。車は前の女に貢いでもらったというセンチュリー。
安月給なのに会社から前借しまくりの自転車操業でやりくりしてるとかでなんで前借できるかというと、A子と社の経理の子とを二股かけてるからだそうだ。
でも彼氏には怒らず、経理の子にのみ怒り
その子の悪口ばかり言うA子。
友達みんなで「あの男はやめとけ」と止めたがA子は聞く耳持たず逆にA子経由でA子彼に口説かれたり、しつこくつきまとわれた友達に敵愾心を燃やし「アタシの彼氏に色目使うな、死ね!ビッチ」といやがらせをするまでになったので、友人の大半がA子から距離を置くようになった。
電話口でA子は泣いていた。
「彼氏がまた内緒で借金した。おまけにまた浮気もしてた。もう無理。もう別れる」
そっかそっかと愚痴を聞き、A子も彼氏に何十万単位でお金を貸してるとのことだったので 「おじさんとおばさん(A子御両親)に今度こそちゃんと話しなよ。本気で別れるつもりなら、親に全部打ち明けて協力してもらった方がいいよ」となにげなくアドバイスした。
それから一カ月くらいA子からは音沙汰がなかった。
私はその頃、別の友達の紹介で知り合った人(以下B)とちょっといい感じだった。そして紹介してくれたC子(A子とも共通の友達)とC子の彼氏と私の部屋で鍋をすることになった。
四人でなごやかにコタツ鍋してたら、チャイムが鳴った。
直後にドアをドンドン叩かれ、A子のどなり声が響いた。
「私子-!出てこいー!私子ぉー!!」
びっくりしてドアを開くとA子がいた。
「私子があの男はだめだだめだって言うから意地になってしまい、あの男にのめりこんだ。だからあいつとずるずる付き合ってしまたのもお金貸したのも私子のせい。私子が責任とれ。慰謝料払え」
「うちの親に全部打ち明けろと言った。これは脅迫にあたる。警察呼ばれたくなかったら金払え」
「私の彼氏に気があっただろ。彼から聞いた。根取ろうとしただろ。傷ついたから金払え」
「いままで何度も相談にのってもらったから私の秘密を全部知ってるはず。それで私をゆすろうとしてただろ。犯罪だ。今なら訴えないでやるから金払え」
と電波な言い分。
しかも全部結論が「金払え」。
私がおたおたしていると奥からC子がやってきて
「A子なに言ってんの!あんたおかしいよ!」と一喝。
A子は「私子!C子に言いつけたの?!」と言っていきなり玄関口に飾ってあった陶器を払い落した。
奥からBもC彼も出てきた。なぜか勝ち誇るA子
「男が二人も家にいるとか私子って超ビッチ!このことをバラされたくなかったら金払え」とまた金の話。
その間なぜかビデオカメラでA子をずっと撮っているB。
A子を静かにさせようとしているとドア付近に人影がさした。
A彼氏だった。
いきなりコロっとおとなしくなって「やだ遅いじゃな~~い」とブリブリするA子。
A彼、笑顔でしれっと「というわけで金貸して」とこっちに言ってくる。
「A子と俺、今日××記念日(忘れたけど一周年とかじゃなくどうでもいい記念だった)だから。 あんたらA子の友達でしょ?A子をいい気分にさせてやりたいと思わないの。友達甲斐ないね~~」
ヘラヘラするA彼とその腕にしがみついてるA子、ともに言い分は「金出せ、すぐ出せ」だった。
さすがに私もブチーンときて
「いやA子とは友達でもなんでもないし」と言った。
C子も「そうそう。誰だか知らんけど、勝手に侵入されて暴れられて迷惑。警察呼ぶし、壊されたものとか訴えて弁償してもらうから。あんたこの女の彼氏か?じゃああんたにも請求する」
A子いきなり青ざめて「なに言ってんの。昔からの友達じゃん。ずっと仲よしじゃん」
私&C「知らんわ。あんた誰。頭おかしいんじゃないの」
B「警察呼ぶね」
C彼「Bはカメラ回しといて。俺が呼ぶわ。頭おかしい奴らに玄関に侵入されて暴れられたって」
しかしA彼氏が携帯を出したとたんいち早く逃げるA彼。
A子「ちょっとォーー!記念日のディナーはあーー!!」
C子「たからなきゃ金もないのに何がディナーだよ
pgr」
A子「うるせー死ね!!」
B「死ね一丁入りました~~脅迫入りました~~愚かにも罪を重ねております」
A子「バーカバーカ、ブスども!」と捨て台詞を吐いて逃走。
私は怒りがさめないうちにA家に電話。 A母にさっきまでA子が来てたこと、A子がバカ男とつきあって金まで貸して私たちにまでたかってきたことを全部ぶちまけて、Bが撮った動画をA父のPCアドレスに送った。
その後A両親とA子は謝罪に来たが「あのときはどうかしてた…ごめん。でもみんながあんな男やめとけやめとけって言うから私も意地になっちゃったんだよ。みんながもっと優しく止めてくれていたら私だってあんな男と付き合わずに済んだんだよ…」とまだこっちに罪をなすりつけてきたため、その場で縁切り宣言した。
「その台詞、みんなにもメールしておくから」と告げるとA子は「ウギャー!!」と絶叫して泣きだした。その横でA母も泣いてた。
ここまでが二か月前の話。
昨夜しょうこりもなくA子が「お金貸して(ハートの絵文字)」とメールしてきたから
この週末に携帯ごと変える予定。
乙。クズと付き合うとクズに堕ちるね
それを彼氏が開花させたんだろうな
http://peace.2ch.net/test/read.cgi/ex/1322096263/
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