私の実家はサラリーマンだし賃貸だしでお金のない普通の家。
旦那の家は親戚も両親も医師みたいなガチガチの金持ちで、幼馴染だった以外に私との接点は無し。
入籍後に旦那の田舎で親戚同士の集まりがあって行ったんだけど、そこで私が台所の手伝いをしている最中に
「あの子はお医者さん?技師さん?え、専業主婦なの?」
「ご実家はサラリーマンなの。そう・・・」
「旦那さん、何であの子と結婚したの?貯金とかちゃんと確認した?」
と、それはもう意味不明な質問責めをしていたオバさんがいたらしい。なんぞ。
私も戻ってきた時にその会話が聞こえちゃって、部屋の入り口で固まってた。
「若いから目先の事しか見えないかもしれないけど、お金が無い家と付き合うとあなたも大変よ~」
「今日だってほら、他の人達と馴染めてないし・・・」 ←地味にこれが一番ビビった。
そしたらコップか何かをダンッと叩き付ける様な音がして、旦那が「オバさん、俺は貯金を殖やしたくて結婚したんじゃないんですよ。家族増やしたくて頼み込んだんですよ。」とハッキリ言ってくれるのが聞こえた。気が付いたら周りも静かに。
なんか私も嬉しさとかスッキリとか色んな気持ちが渦巻いて「おぉ・・・」とか呟いてたら、事情を知らない台所にいたトメさんが後ろから「嫁子さん、どうしたのそんな所で」と声を掛けてくれて。
そのまま勢いで部屋に入ると、ポカーンとしてるオバさんを真っ赤な顔の旦那が凄い感じで睨んでた。
周りで談笑してただろうオジさま方は私がトメさんと妙なタイミングで部屋に入ってきたもんだから目に見えて焦るw
それからオバさんは1人のオジさんに連れられて他の部屋に行き、空いた場所には「まぁまぁ、嫁子さんもそんなに働かないで」と私が座らされた。なんとなくフォローというか気遣いされてる感が満載だったけど、その後は色々とお話し出来て個人的には楽しい会でした。
結局、私自身心のどこかでそういうのを理由に反対されるんじゃないかなって不安がってた部分があったんだと思います。
だからそう言われた時、まず怒りよりも親戚の人達の反応の方が怖かった。でも結局これ以降そういう事を言われた事は一度も無く、親戚付き合いも良好になりました。
ちなみにそのオバサンとはそれ以降会ってないので、なんであんな感じだったのかは分からずじまい。ウトの兄弟筋らしいんですが、マジでその夜以降顔すら見てません。次の日も色々集まったりしたのに。
修羅場でもないしダメージも少なかったんだけど、私の負い目や不安を掻き消してくれた旦那の一言でした。今でも「あの時のアレはクサイ台詞だった」とからかってますがw
書いてから思ったけどスカ具合が他の人と違い過ぎるかな?
まぁ、大事になる前に収めてくれたスカっぷりという事で。お目汚し失礼しました。
ババアはどこかで〆られたんだな。
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