トメが中学の時に卒業と同時に同じく膿家に嫁に出されそうになったのを
現ウトに助けてもらったそうだ。
それ以来トメは一度も実家には帰らず、親の葬式にも出なかった。
kwsk
>>63にkwskされたので1日空いたけど書いてみる。
長文失礼。
トメが中3になった時、両親から卒業したら地主の息子の所に嫁に行けと言われる。
地主の息子は当時40前で悪い噂しかないバツ3DVパチンカスパラプー野郎。
トメは泣いて嫌がるが両親は聞かない。
行きたい高校もあるのに進学も認めてもらえない。
日に日にゲッソリしていくトメを心配した親友が話をトメから無理やり聞きだした。
親友に話をした翌日、親友が一言。
「トメちゃん、うちの兄のお嫁さんになる気ある?」
親友の兄は当時大学1年で、親友と一緒にテスト前には勉強を教えてもらっていた。密かに憧れていた人だったので、出来る事ならそうなりたかった。と答えるトメ。
その週末に親友両親がトメ宅を訪れ、トメ両親に言った。
「お宅のトメ子さんをうちの息子の嫁に欲しい。」
親友の家は地元で知らない人はいない大病院で、親友祖父が院長で親友父が副院長。
さらに支度金だといって風呂敷包みを出してきた親友両親。
中には帯封の巻かれた一万円札が最低でも2束あったそうだ。
突然の話に驚きながらも、目の前に出された金と親友宅の状況であっさり嫁入りを承諾するトメ両親。
話がまとまった所で、親友母がトメ母に「うちの嫁には学歴が必要です。トメ子さんはどちらの高校を受けられるので?」と尋ね、トメ母は県内一の進学校を答えた。
その学校は親友兄の出身校で、親友とトメの志望校でもあった。
つまり、すぐにでも親友宅に引っ越せという事だった。
トメ両親はさっさとその場で荷造りをして、親友両親が帰る時にトメも一緒に行かせた。
全く頭がついて行かないまま親友宅に到着すると、親友が飛び出してきた。手を引かれるまま家に入ると、親友の部屋の隣室がトメの個室として用意されていた。
そこで改めて親友一家揃って話をした。
突然で驚いたと思うけど、穏便にトメを助ける方法が他に思いつかなかった。
嫁というのも成人するまでは書類上だけのもの。
もし嫌になったら言って欲しい、すぐに籍を抜くから。
部屋は見たとおり親友の部屋の隣室だし、最低でも親友兄が卒業するまではそのままにする。
高校も大学も、学費を出してあげるから好きな所に行きなさい。
あなたはもううちの娘だ。
というような事を言われ、初めて地主の息子に嫁がなくてもよくなったと理解できた。
それどころか憧れの人のお嫁さんになれたんだと気づいたトメは号泣。
親友母が優しくトメを抱きしめてくれたそうだ。
親友と一緒に毎日学校に通い、夜は親友兄に勉強を見てもらう。
親友一家のおかげでトメは真っ当に中学を卒業。
無事第一志望に合格し、高校へは新しい苗字で入学した。
正式に婚姻届を提出してからも、親友一家の態度は全く変わらず優しかった。
そのまま大学へも進学し、卒業と同時に夫になった親友兄と寝室が一緒になった。
その度に、全部親友母が
「うちの嫁ですから」「うちのしきたりですから」
と一切取り次がなかったらしい。
実際はトメが会いたくないと言ったから親友母が厳しい姑の振りをしてくれていた。
出産しても里帰りはせず、それも「うちの嫁と孫ですから」と親友母が言ってくれたと。
そんなトメ自身も超良トメ。
「実家とどう付き合うかは自分で決めたらいい。」
と、息子の嫁達の実家に対しては一切口を出さない。
でも困った事が起きた時は親身になって相談に乗ってくれる。
トメは実家の両親の葬式の知らせがきても
「私の両親は夫の両親だけ~それが私の決めた事~♪」
と歌いながらスルーしてた。
トメには弟がいるらしいが、見事に没交渉。
ウトメや大ウトメの言動の端から推測すると、立派な膿になってるらしい。
幸せになって本当によかった。
きっと地主息子に無理やり嫁がされた娘がいるんだろうなぁ。
こういう膿ってどうして女ばかりが苦労するんだろうね。
sp;
すげぇシンデレラストーリーだなw
親友とはいえ、そこまでしてもらえたってことは、
トメさん自身も良い子だったんだね!
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/live/1273338491/
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