むかーしむかしの地方の結婚式では、祝言の最中に婿と嫁が中座する風習があった

114: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 19:50:10
見てはいないのだが。 

むかーしむかしの地方の結婚式、
祝言と言った方がいいくらいのもの。 

そのあたりでは、本家で祝言の最中に婿と嫁が中座し、
ヤッてから戻って来るという風習があった。 

ところが、婿が親戚の行かず後家に手を出していた。 
行かず後家は自分が嫁になれると思っていたので、
般若と化して婿と嫁の寝室に乱入。 

…手には出刃包丁。 

婿と嫁は逃げ惑い、行かず後家は包丁を振り回し、
騒ぎを聞きつけた列席者が婿嫁を救出。 

行かず後家は縁側から庭に飛び出した際に、
足を滑らせて転倒。 
その時、不幸にも持っていた出刃包丁が…。 

それ以来、祝言の途中でという風習は無くなったとか。 

先祖の話。 
そしてオカ風味になるが、
それ以来うちでは男が嫁を取る時は
結婚式をあげないことになっている。

結婚式をあげようとすると、
嫁がおかしくなったり、家の者が
刃物で手を切る事件が起きたらしい。

そして不幸な結婚話。 
そんなの関係ねぇ!あたしは一生に一度の晴れ舞台に立ちたいのよ! 
という新婦が新郎を捨てて、派手婚してくれそうな他の男に走った。 

どの道不幸だ。

115: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 19:56:01
二度と浮ついた女が近寄らんように、ご先祖様が守ってくれてるのかも知れん

116: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 19:58:49
>>114 
あー、なんか訳わからん慣習のある家ってあるもんね 
だいたいは、呪いとか祟りとかに関するやつだから、何かあったときに色々言われるんだよな…

128: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 21:58:43
慣習をどうしてもと言うなら、新郎一族が結婚式を「結婚式」と思わなければよかったんだよ 
「新婦の歓迎式」とでも思えば 

うちの実家は黒犬を飼ったらいけないって風習が長くあったらしく 
昔、黒犬飼うときは「シロ」って名前にして飼ってたらしいし 
そんな感じで

117: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 20:24:04
そういや、新婦はまず新郎父と床入りした後に新郎と初夜、という風習のある村で、 
新婦と新郎父が寝室から戻ってこないので、いい加減にしろ!と新郎が怒鳴り込みに行ったら、 
ふたりとも死んでた、という事件があったな。

118: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 20:44:44
>>117 
どっちが殺したの?

120: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 20:59:20
>>118 
実は新郎父と新婦はもともと深い仲だった。 
それを知った新郎は怒り、トリックを駆使して2人を葬ったのである。 

……知らんけどね。

121: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 21:11:08
中東で新婚初夜の血のついたシーツを外に飾るってやつ 
今ではせいぜい田舎で血のついたハンカチを外に飾る程度と聞くが 

昔はあちこちに新婚初夜の変わった風習があったんだろうな

122: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 21:19:40
>>121 
領主が花嫁の処女を奪う権利を持っていて 
それが嫌なら「初夜税」を払うと勘弁してもらえるって 
いう風習も聞いたことある。

123: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 21:25:26
>>121 
>>122 
それ中世ヨーロッパ

135: 愛と死の名無しさん 2009/10/07(水) 23:49:56
>>122 
花嫁さんが他の男性と色々あって処女じゃなくても 
ご領主さまに処女奪われた、ということにできるという 
救済?の役割を果たしてたという説を聞いたことある。

137: 愛と死の名無しさん 2009/10/08(木) 01:17:40
>>135 
あ、そういうことだったのか! 
「夫以外との姦通を認める」って中世ヨーロッパの文化的背骨であるキリスト教の教えとは 
まっこうから対立するし、だいたい領主なら花嫁とりあげなくても処女なんて抱き放題じゃね?と 
思ってたから目からウロコ。 
領主じゃなくて花嫁に有利なシステムだったんだな。

138: 愛と死の名無しさん 2009/10/08(木) 01:32:57
「領主は神に護られた存在なので、 
処女の持つ一種の魔力を祓うため最初に交わって 
花婿に呪いがかからないようにする、という意味もかつてはあったらしい。

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