長文ですが失礼します。
見た目はそこそこイケメンでクラスでも頭もよく(マーチレベルですが)、ちょっとヤンキー入ってたけど面白い人でした。
飲み会とかで率先して盛り上げるけど、少人数で遊んでるときは落ち着いてて根はまじめっぽく、そのギャップがよかった。
Aはすごくかわいいし性格もおっとりしていて、男の子に好かれそうなタイプ。こりゃ勝ち目ないって感じでした。ただAは彼氏がいるので、いつかそれを知ってあきらめるんじゃないかと・・・
って思ってたら、どうやら彼はAに彼氏がいるのを知ってもあきらめられない様子でした。
というのもAは昔顔だけの男と付き合ってだいぶ酷い目にあったというのをどこかで知ったらしく、今回もそうだと決めつけていたようです。
次第に「Aは俺と付き合うべき。彼氏からAを救う」とか言い出し始めました。
この時点でちょっと冷めはじめたものの、恋の盲目からかその一途さもまた素敵だと思ってました。
そして彼がAにアタックを開始、でもAは「彼氏がいるから」ととりあわず。
しかし彼はあきらめず、Aの彼氏は悪い奴だ、とクラスの男たち中心に言いふらしていました。
Aは大人しいタイプなので、あまり反論せず。
それに乗じて彼はさらにヒートアップ。俺のほうが頭いいし、かっこいいからつきあうべきとか内輪で言っていたそうです。
そして次第に彼の友達連中が、Aに対して、別れて彼と付き合え、と言い始めました。
それがしばらく続いたあと、さすがに耐えられなくなったAが彼を呼び出しました。
わたしもAにつきそいその場へ。
彼は付き合えると勘違いしたのかちょっとテンション高めでした。
ところが、Aに「彼氏の悪口言うのは許さない」と言われ、彼は激昂。
俺より彼氏が優れているとかありえない、とAに詰め寄りはじめました。
そのあまりの必死さ、顔の醜さを見て、さすがにさーっと冷め・・・というかプチっと切れてしまいました。
そこで黙っているAの代わりに、Aの彼氏の素晴らしさについて語るわたし。
Aの彼氏は背も高くてすらっとしているかなりのイケメンで、しかも弁護士の卵、性格も穏和だという完璧超人。しかもAのことが大好きすぎるあまりに、他の女の子とはあまり話さないという一途っぷり。
徐々にトーンダウンしたのはいいけど、急に「そんなやつ俺にボコボコにされるから」とか言い始めました。
するとAが「それはやめて」というものだからさらに調子に乗りはじめる彼。
でもAが続けて「○○くん(彼氏)格闘技やってて、殴っちゃうから。彼氏が弱い人を殴るのは嫌」
それを聞いて、彼はもう泣きそうでした。
挙句、なぜか手切れ金だと一万円おいて去っていきましたw
なんかもう後半は冷めるやらすーっとするやら複雑な気持ちでした。
それにしても笑えるwww
百年の恋も冷めた瞬間!110年目
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