隣家同士の新郎新婦+向かいの家の長男は誕生日も1カ月違いくらいで良く3人でつるんでは、タッチの南ちゃん状態な新婦を取りあったりもしていた。
やがて3人は成人して、それぞれの道に歩き出し新郎新婦は学生時代からの愛を育てて結婚という形に落ち着いた。
生まれた時から知り合いの各家の兄弟も出席。
なにしろ幼馴染同士だから両親同士も既に親戚そのものの雰囲気で良い式になりそうな感じだった。
なのに頭の中がお花畑になっちゃってた新婦が突然「私、やっぱり○○君の方が好きかも知れない」と言い出した。
新郎親族全員、メダマポーン。
○○くん(向かい家の長男)が新婦を好きで
新郎と張り合ってたのは中学生くらいまで。
今は、もう実家を出て別の場所で家庭を持っている。
新婦と不倫でもしてたの!?と疑われた○○くんは、新郎新婦両家の親に詰め寄られ全力で否定。新郎も彼の性格を良く知っているし奥さんも旧知だから有り得ないと一刀両断。
新婦のマリッジブルーによる発言という事になった。
しかしながら、式はあと1時間くらいで始まるし土壇場で「やーめた」は出来ない!と周りに説得されて、結婚式はスタート。
お見送りの時に新婦が、○○くんに対して「結婚してあげれなくてごめんね」と言い出し隣に居た奥さんを凍りつかせてた。
○○くんは「お前の事好きだったのは10代の思い出だから。幸せになれよ!」と言い残し、新郎を心から労って2次会にも出ないで帰って行った。
その後、新郎新婦両家共で話し合って新婦の気持ちを聞いてみると
「○○くんは私の事を好きって言った(中学生の頃の話です)あのころの事を思うと胸が苦しい」
「新郎くんの事は大好きだけど、○○くんが居ないなんて寂しい」との事。
新婦のお花畑思考に100年の恋も冷めてしまった新郎は、新生活をスタートさせるも半年後に離婚。
新婦は、離婚の際まで「○○くんを責めないであげてね。私が勝手に好きになっただけなの」と言ってた。
頭のなかは、タッチ状態だったのか知らないけど、その後新郎は再婚。
○○くんとは、しっかり今も友情を育みつつ新婦とは両者共交流ナシ状態。
新婦両親も申し訳なさそうに両家との交流を絶ってます。
ぶっちゃけ、新郎が自分の兄だったんですけどね。
生まれた時からずっと一緒に居たから、何かが麻痺してたんだろうなとは兄の話。
新婦は、その後も結婚出来ずに独身で居ます。
結婚式までは、ごく普通の幸せそうな花嫁さんって感じだったのに何が彼女を狂わせちゃったんだろう。兄にそんなに非があったのか…未だに謎です。
お兄さんもお向かいさんも3家の親御さんもみんなホント乙
別にお兄さんに非があるわけじゃないんだろうな、
モラトリアムなのかな?新婦
現実受け入れなきゃどうにもなんないのになあ
元新婦はまだお花畑の中なんだろうか。
***** 私は見た!! 不幸な結婚式 85 *****
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