登場人物全員に元がつきます。
十数年前の話です。
膿家の長男に嫁いで同居してたんですが、このあたりのスレでもよく見るようなイビリはもちろん、台所で野菜を切ってる私にやり方が違うと怒鳴りながら揚げ物用の鉄箸というんでしょうか、それで私の手の甲をバシバシ叩くんです。
今でも手の甲には火傷の痕が残っています。
姑は私に火傷を負わせたいが為に
しょっちゅう揚げ物をしていたようなものでした。
旦那は見て見ぬふり。
私が叩かれてる時に旦那と目が合いましたが
旦那は思いっきり目を逸らしました。
その瞬間、体中の血がサーっと外へ流れていくような感覚と共に私が頑張って耐える理由も失った気がしました。
私のただれた手の甲を見てまわりの奥さんがヒソヒソするようになりました。
お嫁さんを虐め抜いて息子夫婦に愛想を尽かされた近所のおばあさんですら私の手の甲を見て言葉を失っていました。
誰かが直接姑に物申したのでしょうね。
これ見よがしに同情を引いて私を陥れるのかと罵られ、軍手を投げつけてきました。
これで手を隠して外を歩けという意味でした。
子供もできなかったので風当たりはますます強くなり、私も麻痺していましたが、姑もまた麻痺していたのでしょう。
外でも堂々とイビってくれるようになりました。
ますます墓穴を掘るとも知らずに毎日毎日。
旦那も舅も空気のようでした。
そしてある日、姑が階段から落ちて足が内出血しました。
といっても3段くらいなのでこの程度で済んだのですが。
その日の夕飯の時間、案の定といいますか嫁が突き落としたと騒ぎましたが、当たり前のように誰も信じません。
私はその場で、さすがにここまで言われたらここではもう暮らせませんと言い、普段のイビリを知っていた旦那と舅は何も言えず俯いてました。
ま、突き飛ばしたんですけどね。
階段の雑巾がけをしていた私のただれた手の甲をグリグリと踏みつけられて、つい。
死ぬとは思わなかったけど、骨折レベルの怪我でもしろと思いながら突き飛ばしたのは確かです。
いつか近所の奥さんに無理やり病院に連れて行かれた時の診断書や、そしてまた無理やり連れて行かれた役所での相談を通して弁護士を見つけ、相応のお金を頂いて離婚しました。
36の時に縁があって再婚、子供にも恵まれてなんとかやっています。
風の噂では嫁イビリする家族が育てた野菜はいらないと狭い町で孤立、家業を畳むまで追い詰められ、もちろん新たな嫁も来ず、友達も失い、肩身を狭くして暮らしているそうです。
その膿家は因果応報
若干黒い過去を吐き捨てる
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