奥様が超いいとこのお嬢様、ご主人が大企業勤務の会社員の裕福なカップル。
少しイチャイチャしすぎの感はあったけど、二人ともずっと笑顔でほんとうに幸せそうで、更には美男美女のとても感じがいいカップルだった。

奥様の付き人というすごく美人な女性が毎回必ず打ち合わせに同行して、お金持ちってすごいなーなんて思ってた。

奥様は付き人の元へ行き満面の笑みで、 
「付き人を選んだのはあなたでしょ、私は他の選択肢もあげたじゃない。1億円払ってくれたって、事務所に連絡して裁判をしたってよかったのよ。でも泣く程辛いなら今すぐ他のに変更してあげるわ、1億円は払えないでしょうから事務所に電話しますね」 

付き人は更に大泣きをしながら土下座し、 
「事務所に電話はだけはやめてください、でも○○さん(ご主人)のタキシード姿をこれ以上見るくらいならしんだ方がマシで…」 

遮るように奥様が、 
「そうね、しぬのはいい考えだと思うよ！ 
あなたの様な人間のクズはしんじゃえばいいの！ 
ね、ね、私のドレス綺麗でしょ羨ましいでしょ、彼が選んでくれたのよ！ 
この指輪も式場も素敵でしょ！ 

この世で一番愛してる人の結婚式を近くで見れる機会を与えてあげた私に感謝しなさいよ！ 
ほんとうにどうしようもないクズだよね、生きてる意味ないよ、しねばいいよ！ 
ね、○○くん(ご主人)もそう思うでしょ！」 

少し強い口調になったもののいつもの笑顔で付き人を罵る奥様を前に、訳がわからないスタッフ達は止めに入る事も出来なかった。 

ご主人は引きつった笑顔で、 
「うん…○○(奥様)の言うとおりだね」 
なんて言ってた。 

その後付き人は自ら立ち去り、唖然としてる私たちを奥様がリードし、何事もなかったかの様に撮影は終了。それから付き人の姿を見る事はなく、こちらからも聞けないまま、式は無事終了した。

最近この奥様と共通の趣味を通して再開し、今は親しい友人です。 
どうしても気になりあの事を聞きました。 

ご主人と付き人は仕事で接点があり、ご主人に4年越しの片思いをしていた付き人は婚約した事を知り最後の思い出にとご主人にせまり、泥酔していたご主人は一夜限りの関係を持ってしまったそう。 

帰宅後ご主人は自ら奥様に過ちを報告し土下座。 
ほんとうは許せなかったけど、ご主人を愛していた奥様は、据え膳食わぬは…なんて言ってご主人へのビンタ一発で水に流したのだが、暫くして寝てるご主人とベッドで撮った写真を持った付き人が奥様のところへ特攻。 

結婚は中止して！慰謝料は私が払うからと、1000万机に積んだらしい。 
それで我慢していたものが一気に吹き出した奥様が弁護士よんで徹底応戦。 

付き人は1000万渡せば事は収まるだろうと思ってたみたいだが、奥様にとってはお金なんてどうでもいい、とにかく精神的に追い詰めてやろう(旦那も含めて)と思ったそう。 

そこで考えたのが付き人にする事。 
浮気女には自分と旦那の幸せを見せつけ、旦那には罪悪感を植え付けられると。 

彼女は芸能関係の仕事の為、一番恐れていたのは裁判と事務所への連絡。 
それと1億円なんて法外な慰謝料の請求とを並べ、3つの選択肢から付き人を選ばせ1年の約束でやらせていたそう。 

これでもかというくらいはしゃいでいたのも、過剰なくらいご主人とイチャイチャしていたのも、付き人に見せつける為だったそうです。 

その姿を間近で見つつも、泣き崩れる程に変わらずご主人を愛していた付き人の方もすごいなと思いました。 

ちなみに会場から消えた付き人は、あの後すぐ芸能界を辞め、実家に帰り、裁判してくださいと連絡をしてきたそうです。 

奥様はウエディングドレス姿を見せる事が出来たのとあの時初めて泣いたから満足したので、そのまま連絡をせず放置したとの事。 

昨日奥様とお茶をして思い出話が盛り上がった勢いで許可をもらったので、書き込みました。

奥様が超いいとこのお嬢様、ご主人が大企業勤務の会社員の裕福なカップル。
少しイチャイチャしすぎの感はあったけど、二人ともずっと笑顔でほんとうに幸せそうで、更には美男美女のとても感じがいいカップルだった。

奥様の付き人というすごく美人な女性が毎回必ず打ち合わせに同行して、お金持ちってすごいなーなんて思ってた。