それだけならまだしも、物凄く性格が悪かった。
長男の嫁であった叔母さんは、同居しているうちに発狂したようになり たまたま私が遊びに行っていたある日、無言で爺に石油をぶっかけた。
火をつけられると悟り、喚き散らす爺。
普段は優しい従姉が「やっちゃえよ」と叔母をけしかけ、私は恐怖で声も出なかった。
今度はウチが地獄と化した。
母親は宗教に入ってしまい、兄は自殺し両親はいつも「離婚だ」と騒ぐように。
おじいちゃんさえ死んでくれたら、と私は願うようになっていた。
受験に失敗して落ち込んでいる兄に、爺はいつも 「NHKのこのアナウンサーを見ろ。この人は東大出だ。それに比べてお前は」とネチネチいたぶり続けていたので、兄は精神を病んでしまったのだ。
父は次男で冷遇されていたにも関わらず、なぜか爺の面倒をみることに拘っていた。
だが、兄が残した録音テープ(祖父のイビリが録音されている)を聴いて、父の態度が変わった。
「俺の息子を頃したのはお前かあああ!!」
「息子を返せ、このクソじじい。お前が死ねばよかったんだ」
「俺の家をメチャクチャにしやがって、このクソジジイ」
それまで「いい息子」をひたすら演じてきた父親が豹変し、祖父に対して会うたびに凄まじい罵倒を浴びせるようになった。
爺はショックで萎縮し、言葉も出なくなった。
それまでは支配者のように振舞っていたのに、こんなに弱かったのかと驚いた。
父は祖父に家庭内での自由を一切禁じた。
「貴様は二度と俺の娘に話しかけるなよ。娘まで頃されてたまるか」
と父が言ったので、恐れて私に近寄ってこなくなった。
父が荒れ狂い始めてから3ヵ月後、爺はコロっと死んでしまった。
食事もとれず、夜も眠れず、急速に衰弱したらしい。
兄が死んだときには号泣や啜り泣きに覆われていたのに、今度は皆嬉しそう。
そういえば、叔母さんも一度爺を頃そうとして石油をぶっかけたんだよなあ・・・と思い出した。みんな、爺さんに死んで欲しかったのだ。
実家に帰ったときに、不意に色々思い出して自分の引き出しを漁ってみたらヤバいメモが出てきた。
実は私は爺に飲ませようと思ってコッソリ農薬を手に入れたり叔母さんと同じように石油をぶっかけて火をつけることも考えていた。
爺が来てから家の中は地獄になったせいか、記憶が色々曖昧なのだが確かに本気だった。
父がキレたくらいでアッサリ死んでしまったのだから、実行しなくて本当によかったと思う。
今は中学と小学生の子供がいるが、子供時代に札人計画を立てていたことは絶対に知られたくない。
それとも、東大云々は嫌味のつもりでなく純粋にぱっと思ってるだけなんだろうか
アスペの二次障害として人格障害もあったと思う
東大云々は分かって言ってた。
孫の弱みを握って支配したり傷つけることに喜びを感じる人だったからね
けど爺さんは哀れな人だね。
それまでのイビリや意地悪が自分に帰ってきて受け止められないとか。
自分のそれまでの行動はその時々の感情と憂さ晴らしで、他の人がどう感じるか、その結果自分がどう思われるかも理解も出来てないんだろう。
元の性格なのか生い立ちに原因があるのかは不明だけど。
そういう人生って何のための人生だったんだろう。
どうでもいいけど、
父親の兄夫婦なら、
叔父叔母ではなく伯父伯母だ
墓場まで持っていく話を書き込むスレ第25話
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