結婚式をぶっちぎってしまったので今回が兄嫁さんと初対面だった

この間三年半ぶりに実家に顔出してきた。目的は新兄嫁さんへのご挨拶。
自分の仕事が忙しく、挨拶どころか結婚式すらぶっちぎってしまったので今回が初対面だった。

メンバーは母・兄・新兄嫁さん・私。親父は出勤中。
母が来客応対中で離席していた間、ドラマの再放送に夢中な兄を放置して私と新兄嫁さんだけでお話していた。

ので、本当のことを教えてあげた。

実は結婚前の挨拶のときも掃除と準備に駆り出されたけど新兄嫁さんには会わせて貰えなかったこと（私はその時挨拶に来ることを知らなかった）、
今回は母の同僚から情報を得ておいて無理やり同席したこと、 

母はその昔私が躁鬱病になったとき面と向かって「ご都合病」と罵ってきたこと、 
実はうちの家系は糖尿病と双極性疾患のゴールデンラインな系譜であること、 
親戚中どこの家も自害他害何でもアリな基地外じみた人間ばかりで親戚付き合いは命がけなこと、 

前兄嫁は上手いこと乗せられて同居の末凄惨な嫁いびりをされて離婚したこと、 
等々。 
全てがノンフィクション。 

兄はドラマのエンディングが流れていてもテレビを見つめていた。 
リビングの入り口では母が凍っていた。 
新兄嫁さんは笑顔でふんふんと話を最後まで聞いてくれた。 

その上で「兄の慰謝料はまだ残っているのか、他にも離婚原因はないか、両親の老後はどうするのか」とその場で私に聞いてきた新兄嫁さんは真の猛者だと思った。

だってエネ兄の妹にまで結婚式の招待状出してくれて、何の返事もしなかった（親に招待状握りつぶされてた…）を笑って許してくれたんだ。 
これが仕返しせずにいられるか。 

ほんと、メンヘラＤＱＮなコトメでごめんよ。 
大らかな義姉さんにこんなＤＱＮなこと言うコトメでごめんよ新兄嫁さん。 
こんな基地な話をきちんと聞いてくれて、信じてくれて本当に涙が出るほど嬉しかった。

まだこの間暴露してきたばっかりなので、後日談はそんなにないのです。 
せいぜい新兄嫁・前兄嫁に「ねこメモ」で悶え苦しむ楽しみを植えつけたぐらい。 
期待して頂きながら申し訳ない。 
名無しに戻ります。