彼氏に「俺の尊敬する先輩の武勇伝を聞いても興味なさそうだったので腹が立った。先輩なめんじゃねーぞ」と言われた

２人１組で進んでいくお化け屋敷だったのだが、
彼氏がどうしても入りたいと言うから仕方なく入った。
私は怖いものが苦手だから散々嫌がったのだが、
俺が守るから！大丈夫！と言ってくれたので入ることにした。

あまりの速さにポカーンとする私。
数秒たって私は怖くて怖くてその場で泣いてしまった。
あまりの恐怖に青ざめたのが修羅場。

彼氏は泣いて怒る私を見てニヤニヤクスクス。 
「俺の尊敬するA先輩の武勇伝を聞いても怖がるどころか興味がないような素振りだったので、腹が立ったから。A先輩も怒ってたぞ。どうすんの？これもさあ、A先輩のアドバイスで実行してるんだよね。怖かっただろう？今後、A先輩をなめんじゃねーぞ」と言われた。 

確かその時のA先輩の武勇伝とやらは「万引きしたことがある」「後輩から3000円奪った」とかだったと記憶している。 

情けなくて馬鹿らしくて、その場で別れを告げた。
彼は怒り狂いA先輩とやらに電話し始めた。

「だからなに？」と冷たく言い放ったら彼氏はポカーンと立ちつくしてた。 

私が彼氏の携帯を奪って直接A先輩と話してみると、A先輩という人物は私の従兄弟の兄ちゃんだった。 

確かに小学生時代、万引きやら恐喝やらで立派な問題児だったが、今はかなり更生し、優しい保父さん。 

彼が言っていた「キレてた　怒ってた」は全部嘘だった。 
その後はロミオメールがわんさかきて　実家凸されてかなり修羅場でしたが、今は落ち着いている。