俺は結婚してた時にど真ん中と出会った。失う恐怖から騙す形になってしまったが気持ちだけは本当だった

嫁の浮気で離婚するつもりだった。
正直気持ちは荒れまくっていて
誰でも良かったとは思う。
そんな時ど真ん中に出会った。
10歳下で世間知らずだが
丁寧で真面目なとこに惹かれた。

でも気持ちだけは本当だった。 
でも「気持ちだけ」＝「思ってるだけ」は伝わらなかったよう。 

ど真ん中が30前になって 
突然別れを切り出された。 
結婚式に呼ばれる事も多くなって 
どうしても俺と前嫁の式がよぎるらしく 
それが無理だったとのこと。 

もっと大切にしていたら良かった。 
当時はそんな事で！！と 
ど真ん中を否定する気持ちが強かったが 
娘ができて初めてわかった。 
彼女は責任感や家族愛が強い人で 
簡単に自分の元へ来る人じゃない。 

自分がどんなに非礼で無礼で 
彼女を苦しめていたか。 
若い彼女を縛り付けておけるはずもなく 
数年後に結婚したと聞いた時は、 
地獄に落ちた気持ちだった。 
底なしの地獄だ。 
なんだかいっそ最下層の地に落ちて 
ぐちゃぐちゃのばらばらになりたい。

当時はなぜ信じてくれないのかと 
ど真ん中を責めていました。 
冷静に考えて悪いのは自分でした。 
気付いた時には取り返しがつかないんですね。 

ど真ん中の今の幸せを壊すつもりはないので 
見ないふりをしています。 
本当に愛おしいと思える女性を 
無かったことにするのが、 
その上で今の妻を愛する努力をすることが 
こんなにも難しいとは想像していませんでした。