太っていて運動神経も悪くどんくさかった私が同窓会に思い切って参加した

私は小学生の頃、太っていて運動神経も悪く、どんくさかった。 
案の定、いじめの対象になり、「デブ」「ブス」とさんざん言われた。 

中学校に入っても、公立だったのでほぼメンバー変わらず、相変わらずの日々。 
そこで決心した。すごい勉強して一番頭いい高校に行って、こんなやつらとはおさらばしようと。 そこから猛勉強して、中3の時には成績は学年トップクラス。その地区では一番偏差値の高い高校に余裕で合格した。 

そしたら世界が変わった。学生生活が楽しくなった。 
楽しく3年過ごし、進学校だったので勉強も頑張って、大学受験では誰もが知ってる有名大に合格できた。 

で、地元を離れて大学生活を送るうちに、ストレスがなくなったからか、だんだん痩せてきた。 おしゃれも覚えて、初めての彼氏もできた

いじめっこ達のことを思い出すと胃が痛かったけど、思いきって参加してみた。 そしたら、いじめっこ達は予想通り、DQN街道まっしぐらで、昔となにも変わってなかった。 

いじめっこ達は私を見て驚いた顔をして、口々に話しかけてきた。
「○○大学なんだって！？」 
もちろん私は奴らには話してない。 

でも、大学に行く人すらそんなに多くない地元では、私が有名大学に受かったという大ニュースは、親ネットワークを通じて隅々まで広まっていた。」 

私はにっこり笑って、大学生活が楽しいこと、やりがいのある研究テーマを与えてもらって頑張っていること、学会発表も控えていること、彼氏もできて幸せなこと等を話した。そしたら、いじめっこ達は決まり悪そうに去っていった。 

あとから聞いた話、いじめの首謀者だった子は、10代でデキ婚したけど旦那の浮気で離婚、いま大変らしい。他にも、やんちゃ(笑)して警察沙汰になったとか、安月給でこき使われて体壊す寸前とか、いじめっこ達はろくな目に遭ってなかった。 

ざまーみろって思った。 

私が幸せになることが復讐かなーと思うので、これからも楽しく頑張っていきたいと思う。