婚活して結婚した私。未婚の友人にすっごくバカにされた

３０歳を目前にしても、喪女のままだった私は
「あ、こりゃこのままではダメだ」と、婚活をはじめて
いろいろあったけど、幸い夫と意気投合して結婚した

でも私は美人じゃないし、出会いのない職場で、他にどうしようもなかった
「二人とも、そんなこと言ってる場合？アンタたちだってヤバいでしょ」
っと二人に忠告したが、二人ともまったく耳を貸さなかった

それから数年たっても、二人とも結婚しなかった
内心（ほらみろ、人のことバカにしてるから）とも思ったけど
まあそろそろ、年齢的に危機感でるだろうな、そろそろ相手探さないと

出産とか大変だよねえとかのんびり思ってた

それからさらに数年たって、それでも二人とも結婚しなかった
それどころか、二人とも仕事に疲れて無職になった

無職になったのに、二人とも遊びに誘うと
新しい服でオシャレして最新のスマホをもってる
いままでの貯金があるんだろうなあって思ってたんだけど

ある時、飲み会していたら
「貯金なんてない」
「将来、生活保護もらわないと生きていけない、どうしよう」
っていいだした

そんな悲観的なこといってるのに、
それからもお金を節約してる様子は全くない
なにかアテがあるのかと思ってたけど、そんなわけでもないそう
大丈夫なのかなって思って、二人を見ていて気が付いた

二人とも
”困っていたら、いつか、だれか現れて、都合よくどうにかしてくれるだろう”
って無意識に思いこんでるって

結婚も、将来も、”誰か”がどうにかしてくれる
って思ってるから本人は何の努力もしない

だから、もう既婚組は子供もそこそこ手がかからなくなって、
働きにでてるのを「うわあ、大変～」って笑って見てれるんだって

二人のうち、一人は末っ子、もう一人は一人っ子
きっと子供のころから困ってたら親か誰かが
どうにかしてきたんだろうなって
そのことに気が付いて、ゾッとしてしまった

二人ともふだんは常識的だし、悪い人じゃないんだけど、
遊びに誘うと確実にお金を使わせてしまう、
それが怖くて誘えなくなってしまった

なんだかな、婚活って、たしかに嫌な人に会ってしまったり、
大変で、はたから見てみっともいいものじゃないかもけど
おかげで夫に出会えたし、なにより天に向かって口を開けて、
ボーっとおいしい話が降ってくるのを待ち続けるよりは
ずっと良かったと思ってる

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