普段の食事は、パックのごはんと納豆とインスタント味噌汁。365日全く同じ。
サ◯ウのごはんとインスタント味噌汁は箱買いしてあって、冷蔵庫には納豆と水と野菜ジュースしか入ってないので、最初に部屋に行った時はびっくりした。
「好き嫌いはないというか、うまいもまずいもわからない」と言っていた。
納豆ごはんと野菜ジュースも、とりあえず栄養が取れるから、という理由。
わたしがご飯を作ったときはきれいに食べて「おいしかった」と言ってくれるけど、そういうわけだから、それは気を遣ってるだけだったと思う。
たぶん味覚障害か何かあったんだろうけど、子供の頃からずっとそうで、しょっぱさと熱さと歯触りぐらいしかわからないみたいだった。
だから、おいしいものが食べたいとか、旅行に行ったら土地の名物が食べたいとか、そういう考えが頭に全くというほどなかった。
一年半つきあってプロポーズされたけれど、さんざん悩んだ末にお断りした。
堅い職業で年収も高くて、外見も悪くないし、料理は全然だけど綺麗好きで、優しくてよく気がつくし、ほぼ理想的な相手だったと思う。
でも、食べることに対して、何も感じられない人とは一緒に暮らせる気がしなかった。
そのことを正直に話したら
「僕は食べ物には何のこだわりもない。だから、全部あなたに合わせられる」
って言われたけど、そういうことじゃないんだよなぁ。
結局、わたしは元彼と別れてから2年後に、別の人と結婚した。
夫は椎茸と牛乳が嫌いで、コンビニの新作スイーツに目がない人。
そういうところが愛おしくて、少し大雑把なところのある性格も受け入れられる。
元彼は一度結婚したけど、すぐに離婚して、それからずっと独り身らしい。
元彼さん、美味しさがわからない(?)なんて気の毒に思うけど、あちらからしたらそれが“普通”で気の毒に思われてもなーって感じだろうし、同じような、食に興味がなかったり味に無頓着な人でもないと結婚生活は無理だよなぁ
かといってそれが元彼さんにとって好きな人になるかどうかは別問題だし
よっぽど割り切った関係ならいけるかもだけど
独身でも人生楽しめてるならそれでいいとも思うけどね
病院とか行ってどうにもならないとかならまた違った心境になるかも
でも、美味しいねが共有出来ないのは確かにしんどいかも
大御所芸能人夫婦が結婚生活継続の秘訣は?と聞かれて「舌(味覚)が合うこと」って旦那さんが言ってたのを思い出した
そんな俺は食には全く興味がなくてコスパと栄養価だけを基準に生きているけど、それが一般的ではないことは自覚しているので周囲には当たり障りなく「鶏胸肉が好き」ということにしている
同じ理由で数年前に彼氏と別れたわ。
毎日チャーハンとか肉野菜炒めだけで、食べるのに手間がかからないのが重要だそうだ。
魚料理は骨があるからNG、鍋料理は時間がかかるからNG、焼肉は自分で焼きながら食べるなんてありえない等々。
家に来たときに一汁三菜を出したら真顔で「何でこんな無駄な事すんの?」って聞かれて
コイツとは一生分かり合えないなと思って別れた。
本当に食事の何が楽しいかよくわからないんだよね
呼吸するとき、おいしい空気って感じることはあっても「絶対にそこで呼吸したい!」って熱意持つほどじゃないってのと似たような感覚
食事のときは、お互いおいしいと言い合ったり逆に味の好みが違うのを面白がったり、見た目や食感の感想があったり
そういうの全くなく、それこそ彼氏のように無で腹に物を入れるだけの場合もありというか
最初と矛盾するけど、毎日の繰り返しだからこそ
それら全部を含めて気軽に食事ができる関係がほしいし
一緒に食べてて、相手が淡々となにかを口にしてるってだけが目の前で繰り返されるのはちとキツイなとは思う
・ 本当は拷問博物館とか行きたいけど、品川の水族館とか行くのが婚活なんだよな
・ 婚約を考えてる彼女に借金発覚。家族のために費用を肩代わりしたそうです
百年の恋も冷めた瞬間 Open 11年目
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1622277181/
コメント