娘が義母からアクセサリーを譲り受けてきた。昔、私が義母にあげたものだと言う

そのひとつは「昔にお母さん（私）から貰ったもの、いつかあげようと思って大事に置いてた」と

でも私、貴金属を送ったことはない

モノもなんだかちょっと玩具っぽいような、自分が選びそうもないし義母へ贈るとも思えない

箱は受け取った時のまま古びて少しカビて、中のネックレスも取り出された形跡なく鎖も石もくすんでる

娘も「お母さんぽくない、誰かと間違えてない？でも誰と？？」状態、夫も同意見

なのに、なんだか妙に見覚えのある型をしてる・・・？
流行ったデザインとも思えないし義母が着けてた覚えもないのになんだろう？ってずっと引っかかってた

それが今朝とつぜん思い出した
大昔にバイトしてた渋谷の若年層向けアクセサリー店でそれを取り扱ったことがある
アユをまねた化粧服装帽子の子がワラワラいてアクセもＡを模った安価なラインストーン系が多かった時代

ちょっと上品で華奢なデザインのそのネックレスは系統が違う中でも動きが良かった
で、お店でわりと常連だった綺麗な子が「義母に贈りたいからシックな感じに包めないかな？」って
時間を貰って凝ったラッピングを私がしたのがこのネックレスだったはず

ネックレスの箱裏を見たら、包装を安定させるために小さく三角に切って張った両面テープが残ってた

バツイチ夫の前妻さんは都会っぽい派手めの美人で義実家に来るたびに髪の色が違ったと義母から聞いた

渋谷の綺麗な子も耳のボディピアスがどんどん大きくなって髪を黄色ピンク青とくるくる変えてた

「これ私が買いそうだと思う？」と聞いたら夫が「俺は知らん、あんまり聞かないで」と奇妙な返答をした理由も見えた気がする
義母は記憶違いをしてて、夫はそれに気付いたんだと思う

勘違いかな？でもたぶん繋がってると思う

アホなので「アユをまねた」がわからなくて
鮎をかたどった求肥のお菓子しか思いつかなくてしばらく考えちゃった
みんな浜崎あゆみのまねしてたよね

何があって「聞かないで」と夫が話題にするのも避けるような状態になったんだろう
ドラマがある