数年前の知人♀の結婚式でのゴタゴタ。
式・披露宴が何事もなく済んで、お見送りも終わった後、ロビーの喫茶室(オープンエリア)で友人たちとうだうだしてたら、新婦のお母さんが血相変えて私たちのいる喫茶室の横走りすぎてった。
席を外した友人が怒りながら帰ってきたのが2時間ほど経ってから。
待ちくたびれてたんだが、あまりの怒りに何があったのか訪ねてみたところ、どうやら祝儀ドロが出たらしい。
友人は新郎友人♀と二人で受付してて、披露宴が始まる少し前に尿意を覚えたんで、もう来賓予定も少なかったんで、その場を頼んでトイレに行った。
戻ってみると、知らない人が受付してる。
聞いたところ「新郎のいとこ」で、新郎友人もトイレだと言うので彼女が戻るまで二人で受付。
その後、彼女が戻って最終的には彼女と二人で受付した。
もらった祝儀は一旦机下のブースに入れて、最後にまとめて背後に置いていた紙袋に入れて新郎側に渡す予定になってた。
流れとしては、
自分友人(新郎側受付)が祝儀袋をブースから紙袋に移す→新婦側受付が紙袋を受け取って新郎に渡す予定だったが
先の新郎従兄弟が持っていって上げるというので渡した→新郎従兄弟はそのまま新郎母に渡した→新郎母「祝儀袋はあったけど、中身が消えている!」だったらしい。
ちなみにこの従兄弟、ニセモノじゃなく本当の従兄弟。
すわ、犯人は誰だ!!状態だったわけだ。
一袋10マソ、20マソ、下手すると50マソくらいの祝儀袋だったらしい。(受付やった友人が言うには、「祝儀袋が異様に厚かった」だと)
総計では7ケタははるかに超えていた金額が、忽然と消えたわけだ。そりゃ、花嫁のオカンも走るわな。
とりあえず、友人と自分らは手荷物を全部改めてもらって、(友人が犯人の場合、自分らがグルかも知れないから)横領してないことを確認したんで、無罪放免となった。
新婦は寿退社したんで、その後事件がどうなったかも知らないまま数年が過ぎた。
さすがの自分も友人たちもアゼンとしたよ。
友人がブースから祝儀袋を紙袋に入れるのも、新郎友人からその紙袋を受け取るのも、それを従兄弟に渡すのも多くの人の目が見ている中なわけで、そんな状態で祝儀袋の中身を入れ替えるのは不可能。
もちろん、従兄弟も同じだし、その途中でトイレに行った形跡もない。(そのホテルは目立つようにと、祝儀袋入れは真っ赤な紙袋を渡してた。そんな紙袋でトイレに入ればかなり目立つ)ということは、新郎母に渡るまで祝儀袋の中身は入ってたことになる。
犯人、新郎母だった。
後日談によると、この姑さんかなりの借金持ちで、受け取った祝儀を控え室で改めたところ、思ったより多かったんで誰かが来る前に内袋を全部、自分の着替えを入れていたカバンに移し、(着替えは捨てたそうだ…すげえ)そのカバンを自分のダンナに預けて(この時点でダンナは中身知らない)先に帰らせてから、祝儀がカラだと騒いだそうだ。
もちろん即バレ、新婚の子家庭から断絶された上に
ご主人からも離縁されて、今どこ行ったか…らしい。
発覚したのが式の数日後だったから、当日は不幸な結婚式だったということで。
真相を知ったのが数年後でそれも人伝てって…。
犯人がわかった時点で改めて謝罪するべきだろJK
さすが893の身内だな。
***** 私は見た!! 不幸な結婚式 52*****
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