冬は灯油必須な県だから、どの家にも買い置きの灯油があって
車も一家に何台ずつかあって(当然ガソリン入ってる)
しかも住宅密集地で、風の強い日だったからけっこう燃え広がった。
4~5時間かけてやっと消し止めた。
火元の家はすぐ引っ越してしまい、
あとの全半焼の6軒のうち2軒がその後離婚した。
Aさん家…もともと嫁姑の諍いがひどかった。
旦那はつねに姑さん(旦那の母)の味方で、自分でも「俺マザコンなんで」と言って町内の祭りでも妻子を放って自分の母親とまわる筋金入りの人だった。
それがいざ火事になってみたら、妻子はおろか大好きだった母親もほっぽって自分だけ逃げた。
姑さんは火を見てなぜかトイレにこもってしまい、嫁さんがなんとか連れ出して助かった。
消火後、姑さんがカンカンに怒って旦那を罵倒。
旦那は逃げまわり、結局離婚になった。
ちなみにこんないきさつでも姑さんは最後まで嫁さんに「ありがとう」も「ごめんなさい」も一度も言わなかったそうで、間に立った町内会長が困ってた。
Bさん家…旦那が主張中で、この火事で旦那の車が家ごと焼けてしまった。
旦那は「なぜ火事とわかった時点で車を避難させられなかった」と激怒。
しかし火が出たのは夜中だったし、家人が皆怪我なく助かっただけでも奇跡的な状態で車までは無理だった。
これも町内の人が間に入ったが、旦那は納得せず離婚になった。
この家はAさん家とは逆に嫁姑の仲がよく、ほとぼりが覚めて気づいたら嫁さんと姑さんが少し遠くのアパートに同居して、旦那と舅さんだけが建て直した家に住んでいた。
車は同じ車種を買いなおしたみたいだった。
しばらくしたら嫁さんと姑さんはアパートを引き払って一緒にどこか行ってしまった。
その後舅さんは亡くなり、今は旦那だけがその家に住んでいる。
火事って色々あぶりだすんだな~火事だけに、と最近思いだして思った。
今までにあった修羅場を語れ【その9】
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