大学のサークルで一緒のAが「私の事が好き」という噂を聞き、確かにそういう節があったので「やっぱそうなのかなぁ」と思った
最初は見た目が好みと真逆だったので、眼中になかったんだけど
そういう話を聞いてから、相手のことが少しずつ気になりだし、それから数か月後には「ちょっと好きかも?」「タイミングによっては、告られたら付き合っちゃうかも」ってとこまでいってた
その帰りに「みんなで飲みにいくぞ」という話になったんだけど、私は疲れてたし、次の日朝早くに授業入れてた上にそれが終わったらバイトだったんで断った
そしたら、それまで乗り気で「いくいく~!」って感じだったAも急に「俺も具合悪いから帰るわ」と…
なので、そこから二人で帰ることになったんだけど
「俺んち門限9時なんだよねぇ」
とか突然言い出した
学生と言えど、二十歳を越えた男に門限!?と若干引きつつ
「それじゃあバイトとかあんまできないね」
「小遣いくれないから、バイトは許してくれるんだけどねぇ~」
「じゃあ、バイトって事にすれば遅くまで遊んでても大丈夫だねw」
「や、バイトじゃないってバレたら、親父とお袋にぶん殴られるw」
「え!?殴られたの!?」
「もう頃す勢いだね」
とかやりとりしてたら
「ていうか~…空気読めよw」と…「は?」と思ってると
「門限9時だから泊めてっ?」と、
斜め45度に首を傾げながら、手はお願いのポーズ
あぁ…そういう事ね…って今までの会話の流れをすべて理解した。
私「うちも実家だし!無理に決まってんじゃん!」
(一人暮らしでも、付き合ってない男泊めるとか無理だけど)と返すと
A「実家なのは知ってるw親に内緒で忍び込めばいいじゃんよ」
私「靴でバレるし」
A「隠しゃいいだろ」
私「無理。てか、今7時半だし、9時には普通に間に合うじゃん」
A「いや、今から電車に乗ったとして、乗り換えの時に少しでも乗り過ごしたらギリギリだし~ それに今近所で工事してて、遠回りしなきゃだから、どちらにせよ少し門限過ぎちゃうし、てか9時になったらロック締められるし」
私「バイトってことにすりゃいいじゃん」
A「いや、ダチと遊んでくるってもう言っちゃったからもう無理」
私「うちも無理。親寝るの遅いし」
A「俺は深夜でもいいよ」
私「具合悪いんじゃなかったの?それに、私明日朝早い上に、そのあとバイトって言ったよね?だから飲み行かないで帰るって言ったんだよ?」
A「じゃあ、窓から忍び込めない?」
私「絶対に無理」
しばらくこんなやりとりを続けた後に
「てゆーか、俺さらさら帰る気ねぇからぁーw」
とか言われて
ブチンときて
「しつっけぇんだよ!!無理っつってんだろ!少しは人の迷惑考えて物言え!!」
と自分でもビックリな暴言吐き捨てて帰ってきた
ていうか、実家暮らしの女の家に上り込んで何するつもりだったの?と思ってたら一緒に帰ってる最中、彼の仲のいい友人の携帯に「乳触り放題だぜ!ヒャハー!!」とか送ってたらしい
Aも頑張って根回ししてたようだけど、私も負けじと根回し
もちろん私の勝ち
Aは「(私)のせいで、具合悪い中外で寝ることになって、寒いし頭痛いし死ぬかと思った」とか言ってたらしいけど
周囲からは
「門限あるのに早く帰ろうとしなかったのはなんで?飲み会行く気満々だったよね?」
「てか門限って…w」
「マンガ喫茶とか、男友達に泊めてもらうとか、他にも方法あったのに、(私)の家しか選択肢がなかったのはなんで?」
「俺らと遊ぶ時、普通に深夜帰りじゃん。門限あるなんて初めて聞いた」
と盛大に突っ込まれてたらしい
Aは、居づらくなったんだかサークルに来なくなった
おつかれ、そしてGJ
「とにかくやりたくてどうしようもなくて苦しいウソをつきまくる」男の
その時の頭の中身をのぞいてみたいなと思う
以前一生懸命宝石買ってくれとしつこいセールスがいたが
ああいう必死さととても似ている
欲求の満足を先延ばしにできないと、そういうへんてこな行動をとるらしい
うんこ漏れそうで変なことを言っているようなのと同じ
百年の恋も冷めた瞬間!★125年目
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1324125528/
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